無意識日記々

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『まえがき頑張って書いた』

おぉっと、@utadahikaruが呟いたのか。気づいていなかった。うたひかマガジンは本当に素晴らしいな。

とと、どうやら今回の『宇多田ヒカルの言葉』に関しては、『点』&『線』のようにガッツリ編集長として関わった訳ではないようだ。『まえがき頑張って書いた』と言っているからには、つまり、まえがき以外は携わっていない、という事か。

『今頃RTしてもさ』とか『発売日位把握せぇ』とかはもう皆言ってくれてると思うからいいとして、正直ホッと安堵した。『点』『線』&『This Is The One』の同月発売は結果としてその2ヶ月後に恒例の『5月キャンセル(その2)』を齎したからだ。今回もアルバム制作に加えて『言葉』の編纂に携わっていたらハード過ぎるだろダヌパの世話もしなきゃいけないんだぞ、と。どうやら違ったらしい。そりゃホッとしますよ。

とはいえ、アルバム制作もまたそれ自体が鬼門なのも間違いない。手の抜き方を知らないというか制限無く頑張り過ぎるのは明らかに藤圭子の娘だからだ。母の影響。ここは自ら冠したこの10年間のキャッチ・フレーズ『30代はほどほど。』を胸に刻み込んで何度も反芻して自らの健康と安全を第一に考えてスケジュールを立てて貰いたい。


大体、ライブもそうなのだ。「八割の力を出すだけでお客さんを十分に満足させる」のが一流のプロってもんだろう。超一流だから別の何かなんだよ、と言われたら押し黙るしかないが、本当に凄いのは絶好調の夜をひとつ作れる事より1日も不調の日がない事だ。天候や季節、移動距離や開演時刻を考慮して体調をその都度万全にしてステージを迎えられるかどうか。勿論私は不調の中で必死に新しい成長を手繰り寄せていく様をリアルタイムで見れて非常に感動した人間なので、今書いている内容が非常に中身のない薄っぺらい嘘っぽい感じに響いているのは承知している。早い話が本気でそう思ってはいないのだが、ライブコンサートともなると一度は建て前を書いておくのも重要なのだ。全公演を高い水準のアベレージで終えてこそ真のプロフェッショナル・パフォーマーだ。長くやってりゃ調子の悪い日もあるよ、と周りの人はきっと言ってくれるだろう。しかし、大抵の聴衆はその日一度きりなのだ。ムラのない内容を届けたいなら『WILD LIFE』のように一ヶ所で2日間だけやっ
て映画館とストリーミングで共有して貰おう。長期ツアーなんかやるから不調な日が出てくるのだ。


そういや映画館でのライブ中継、5.1chミックスじゃなかった気が今更してきた。今度はハイレゾ&多チャンネルで中継をお願いしますよ。

でそういうのを建て前で言った上で、本音はさっき書いた通り健康第一&安全第一だ。身体に悪影響を及ぼす無理や頑張りは決してしないと誓ってくれたら言う事無しですわ。