無意識日記々

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アルバムとツアーのタイミング

アルバム発売まであと3週間か。勿論とっくに完成しているんだろうが、終わった宣言なかったよね。アルバム発売日発表前に完成してしまっていたから呟くタイミングを逃した、といったところだろうか。

アルバムが完成しているのなら今は何を? ツアーのリハーサルに入るにはまだ早いわね。バンドメンバー選抜オーディションなんぞやっているのかしらん。その前にまずアルバムを売らねばなのでプロモーション期間かな。これまた時期が来れば、雑誌媒体特集などの情報が出てくるだろう。

優先予約権のお陰でアルバムがビックリマンチョコ症候群の餌食になっている。チョコ化。美味しいのに、主眼ではない。ライブに行って聴くのはそのアルバム収録曲なんだが。

既に今回の作品が(も)超強力なのは疑う余地すらない。既存曲だけで大充実なんだから。残り全部インストでも「これはこれで」と言ってしまいそう。それ位分厚い。

これだけの曲を揃えて、ライブの選曲はどうするのというのが頭痛い。今年のツアーは『初恋』のツアーなのか、それとも「宇多田ヒカル12年ぶりの全国ツアー」なのか。前者であれば『初恋』からたくさん歌ってくれるだろうけれど、後者であれば宇多田ヒカル・グレイテスト・ヒッツ・ショウになるだろう。どちらも素晴らしい。

が、今後ツアーがコンスタントになったとして(なったとして、ね)、その度に新曲をフィーチャーしてくれるのに今回だけグレイテストヒッツだと、宇多田ヒカルの歴史の中で『初恋』の収録曲は「ツアーで一度も歌われなかった曲がいちばん多いアルバム」に最終的になりかねない。それがちょっと勿体無い。

前回の『WILD LIFE』では新曲5曲中4曲が歌われた。比率にすると凄いが、ひとまず4曲だ。今回『初恋』からの楽曲が4曲以下だったりすれば、見た目上"冷遇"になってしまいそうで。

かといって5曲以上歌うとなると、結構な割合だ。オリジナルアルバム7.5枚という現状で1枚のアルバムから5曲歌うとちょっち多い。全部のアルバムから5曲ずつ歌ったら30曲を優に超えるもんね。非現実的。

勿論それは『Fantome』にも言える事で、同作からも沢山歌って欲しいが、昔の名曲を所望するファンの期待に応えるのも大切だ。解決策は見いだせないけど、まずはライブに当選せねばだな。