無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

確かにハートマークには見えるが

ただ道路が汚れているだけの写真にただ一言添えるだけでこんなに人を楽しませますか…「写真で一言」のキャプションとしても秀逸だわな。本人も「かわいくて面白い事が言えた」とご満悦…いやこれはただその時頭に思い浮かんだ事をそのまま書いただけか。だから瑞々しい。いやはや、インスタグラム芸もすっかり板について…

…などと言い始めたら途端に辞めてしまいそうで怖いな。実際には期間限定といっていたツイッターを8年も続けてくれているとても優しい人なのでまぁ甘えられるだけ甘えたっていいような気もするが、他人に「予想がつく」とか思われるのもあまり好きじゃない方なので、「安定のインスタグラム芸」と言われてもきっと嬉しくないだろう。髪型だって変えちゃうぞ・黒髪だって染めちゃうぞ・太眉だって剃っちゃうぞ。

だが一方で音楽に関しては「安定の」に対して並々ならぬ意欲をみせる。今年のツアーでも全公演で『First Love』を歌うだろう。「安定の大名曲」と言われて喜ぶだろう。勿論、トレボヘで「20年間ずっと、同じ事をしてても意味がない」と言っていた位だからずっと変化は続けているのだが、それの受け取り方が「いつも同じ」でもそんなに気にしないだろうし、「いつでも常にハイクォリティー」だったらちゃんと誉め言葉として喜んでくれるだろう。懐が深い。

私たちが道路を見ているだけでなく、道路もまた私たちを見ているのだ―と深淵に引っ掛けた一言を言いたくなる今日のインスタグラムだが、ライブでも同様である。我々がヒカルを観ているように、ヒカルもまた我々を見ている。後ろの方までよく見えるよと。こういう時どんな反応が返ってくるか、こっちはどうだろうと今不安と期待半々でリハーサルやプリプロダクションに取りかかろうとしているかもしれない。そんな中で、ツアー中の客席からの反応もまた刺激になり、新しい変化を促す。ウタユナでは、ツアー日程が進むにつれてインターバルの映像に詩がついていったりした。ライブは生き物。またそういった事があるかもわからない。お互いがお互いの事をただ見合っていると気づくだけでそこに新しい何かが生まれていく。いい関係性だな。