無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

結局同じコトするのね

スルリと飲み込める情景描写の歌詞なのにサウンドを伴うと言い知れない普遍的な背景が立ち現れてくる。見える景色は宮崎駿がどの作品でも描きたがる"岸辺(shore/shallows)"であり広がる青空や大海原に手が届くかどうかは解らない。海でなく河の場合は"土手(bank&causeway)"になるが、何れにせよ暗示するのは未知なる世界との境目である。けれど彼らが特殊なのはソレを空間的のみならず時間的にも捉える事で、光の場合GBHでは"KissMe"というキーワードで1度世界を跨ぎ更にラストで"あの頃へ戻ってもう一度"と又同じく世界を跨ぐ構造になっているのが特徴である。