無意識日記々

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光は日本が好きなのかな

シンジにカヲルが話し掛ける最初の「歌はいい」の一言と、墓所の主が最後にナウシカに語る「人間に大切なのは音楽と詩となろう」の一節は私にとってほぼ同じ風に響く、というのも庵野宮崎両氏ともアニメに人生を捧げながらキャラにこう呟かせる何かが、歌(コレは音楽と詩の間にある)にはあると感じさせるからだ。ン千年の時を経ても人間には歌がある―だとすれば日本で最も歌作りに長けた光の歌は、最も後世迄"日本語"を伝承し得る「文化」なのではないか、ならば今僕らが聴いてるこの歌達は日本語や日本人や日本が滅びても生き続けるのかな、そんな事をふと考えた。