無意識日記々

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書いてる途中で気が変わった件

娯楽メディアの"再生回数"は各々異なる。推理小説の類なら大抵1回、或いはトリックの詳細を確認する為にもう1回といった所か。いや推理モノでなくても小説全般や映画、テレビドラマなどは基本的に1回だけ触れるものかな。ストーリー重視のものは基本的に"一期一会"な感じであろう、

と、書いてはみたものの劇場での舞台芝居は結構"リピーター"が多い。というか、それがなくてはあんなにひとつのお話を何十何百何千回と繰り返し公演することにはならないだろう。ミュージカルやオペラとなると更にその傾向は強くなりそうだ。

やはり、音楽を絡ませると"再生"回数が多くなるのだろうか。音楽にも色々あって、ナマで聴いた即興演奏はたとえ録音していたとしてもやっぱり1回こっきりのことである一方、長年慣れ親しんだポップソングは定期的に聴いていきたいと思うものだ。連続ドラマは全12回くらい、全部違うストーリーを放送するが(当たり前だ)、主題歌は基本的に12回全部同じだ。別に12曲用意したっていいのにね…

…あ。そうか。じゃあ、こういうのはどうか。次の宇多田ヒカルのアルバムが出た時には、ワンクールのテレビドラマ全12回でアルバム曲全部使ってもらったらどうだろう。やり方は色々ある。オープニング曲は固定してエンディングテーマは毎週変えるとか、或いはその逆とか、どちらも固定で挿入歌を変えるとか。

連続ドラマといっても昔のHEROのように一話完結モノであるならば、アルバムを先に完成させておいて一曲ごとにイメージを膨らませて脚本を書いてもらってもいいんじゃないか。Fluximationのテレビドラマ版である。制作日程が超人的になりそうだけど。

私はテレビドラマをチェックしてないのでわからないが、特定のアーティストの楽曲を集中的に何曲か取り上げることはあっても、ニューアルバム全曲を、という企画はちょっとないのではないか。全曲シングルカットしたくなる位のクオリティの楽曲を揃えられる宇多田ヒカルなら可能かもしれないと思ってしまう。突飛な妄想ですんませんでした。