無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

The Third Stage

@utadahikaruのフォロワー数がまもなく85万人突破の見込み。あれだけツイートが少なくても着実に読者(というのか)を増やしているのだから驚きだ。そんなにTwitter利用者が増えているようには思えないが、フォロワー数ランキングでずっとTop10に居る事の効果かな。

しかしそんな事を言い始めたら海の向こうのAdeleは桁違いに凄い。リリースから一年経っても一週間に十万枚単位でアルバムが売れる。全米でモンスターアルバムが出現するたびに思うのだが、何故彼らは一年間気づかなかったのだろう。グラミーを受賞した事がキッカケで、というならまだわかるんだが。

兎に角、そういった米国市場を相手にするからには継続的なツアーをこなして常にどこかで話題にしてもらうのがミュージシャン達の責務ではあるのだが、こと日本では事情が異なる。テレビや新聞といった主要媒体が"全国網"な為、ここで取り上げられたらあっという間に盛り上がり、拡散し、そしてすぐさま消えていく。米国とは対照的である。

で、その日本と米国のいずれでもない特質を備えているのが英国市場だ。米国に倣ったロングセラーもあるし、瞬発的に売れるコンテンツもあれば、「これ一体何!?」と思うようなよくわからんのが上がってきたりする。未だにサッパリわからない。

光は日本市場でのリリースも米国市場でのリリースも経験し、それぞれの市場でのプロモーションの違いも体感しただろう。が、英国でのデビューは何故か中途半端に終わってしまった。幾つか新聞等に記事が出ただけでそれ以降は音沙汰なしだ。勿体無い気がする。

いっそ、次の作品は英国先行リリースでどうだろうか。というか、日本でも米国でもなく、英国からアルバムデビューするのである。つまり英国市場に向けてのアルバムをまず制作し、そこから全世界に向けて発信するのだ。幸い、EMIとの契約はワールドワイドになったのだし、EMIの本社は(今のところ)英国にある。何の問題もない。都合"3度目のメジャーデビュー"を3つめの国で飾るのも面白いではないか。それに、あの訳のわからない、且つトラディショナルな市場に向けて光が作品を作ったらどんなものが出来るか興味もある。現在のロンドン滞在がそれへの布石になっているとしたらちょっと心浮き立つんだがな。