無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

gtkr wktk

毎度々々ツイートに引っ張られたネタばかり書いてる気がする。何か私ツイッター中毒になってやしないか。でもそれでいいのだ。そこにヒカルが居るんだから。

という訳で今夜も引き続きギター弾きらしい話。iphoneアプリでチューニングしとるとな。あんたの耳だったらそんなんなくてもチューニング出来るだろ、だなんて野暮な事は言いっこナシか。音叉ひとつあれば絶対音感がなくっても…まぁいいか。

ギターを弄る理由には2つ考えられて。出来てる曲を弾く場合とこれからそれで曲を出来さす場合である。要するに曲作りだ。作曲なんて出会い頭だからどんな楽器を使うかで全然違う風景が見えてくる。音色の違いもそうだし、指捌きの難易も大きい。例えば、ピアノで同じ高さの音を何度も速く出すのは難しいがギターでは造作もない、というか得意技だ。一方、同時に異なる高さの音を出すとなればピアノにかなう楽器はない。10本の指で10音出せちゃうからね。ギターだと片手の指5本が精々だし、エレクトリックだと基本ピックだからもっと少なくなる。出る音が違えば生まれるアイデアも変わってくる。ヒカルがいつもと違う楽器を爪弾けばいつもと違う楽曲が生まれるのだ。まぁそうでなくてもいつも違うタイプの楽曲を生んでくれてますのやけどね。

そして、そう、ギターといってもアコースティックとエレクトリックで大分違う、というか歪ませていけば全然違う音色の楽器だ。両方"ギター"って呼んじゃっていいんかい、という位。今までの流れでいけば今ヒカルが弾いてるのはアコースティックという事になりそうだが、となるとピック弾きか指弾きか、そもそもどこで弾いているのか…興味は尽きない。まぁ追々色々と披露していってくれるだろう。

ギターのスケールにはペンタトニックやらハーモニックマイナーやら色々あるらしいが私はよくわからない。要はブルーズなのかフォークなのかクラシックなのか、という区別なのだろう。ヒカルがどんなスタイルで居るかはわからない。

ひょっとしたら、前にも書いた気がするが楽器の先生を個人的に雇っているかもしれない。その先生のスタイルに影響される事になるだろう…から今までのヒカルのやり方からいけばそういうのは興味ないか。どこまでも自己流で行きたい、というのはクリエーターに必須の偏向だからな。

曲作りに使えるのはまぁ間違いないが、一方で出来上がった曲でどう弾くかも気にはなる。歌いながらコードをかき鳴らす、というスタイルならつまりは伴奏だが、これならWild Lifeで披露している。アットホームだったり親密だったりという方向性の演出には向いている。

歌手にとって何かを「弾きながら歌う」のはどんな効能があるのか。少し歪めていえば、歌う為の言い訳である。路上で棒立ちの人がいきなりアカペラで歌い始めたらかなり面食らうだろうが、肩からギターを下げているだけでそれが許される。極端な話、別に弾かなくてもいい。首から下げていれば既にその人は歌手なのだから歌い始めるのに言い訳は要らない。寧ろとっとと歌いなさいよとなるだろう。

今のヒカルも、ギターを首から肩から下げてしまうといつの間にか歌い始めているのではなかろうか。歌う言い訳として、ギターやピアノは最高の存在である。これが管楽器だとこうはいかない。吹いてる時は歌えない。あ、でもハーモニカ/ブルーズハープとかもいいかもね。ピアニカも悪くない。なんか懐かしい楽器名を出してしまった。

兎も角今日もヒカルはギターを弾いていた。その事実だけできっとご飯が美味しいのだ。わくわく。