無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

寧ろ英語禁止で。英語禁止ホールで。

さてInterFMといえば気になるのは、トークが半分英語になりはしないか、という点だ。遥か昔の「Hikki's Sweet & Sour」もそうだったみたいだが、この敷居の高さは元翻訳BBS管理人として痛感している。09年以降はヒカルもメッセの内容をなるべく日本語のものと重なるようにしてきたが、日本人の英語嫌いっぷり(と、言い切ってしまおう)はその程度では拭えない。たとえ「ああ、同じ内容が書いてあるんだな」と知ったとしても疑心暗鬼の種が残るのだ。一行々々逐語訳を添えてもまだ不十分。要するに、英語では一切話さないのがいちばんだ。嗚呼身も蓋もない。

InterFMなんて普段聴かない層が、KumaPowerを求めてやってくる。音楽番組というのなら、英語で話す理由なんぞない。もし日本語がよくわからない人に向けてラジオ番組を英語でやるのなら、プレス・リリースを全部英語にするべきだ。

なんか極論に走ってるなぁ。でも大半の日本人にとって英語ってのはトラウマとコンプレックスの塊なんですよ、ええ。文系理系問わず皆これをやらされるから逃げ道がないのだ。文系だから数学は苦手でも構わないし、理系だから少々国語が出来なくても大丈夫、みたいな慰めが英語には一切ない。

しかし…ヒカルにとっては日本語で話すのも英語で話すのも両方が混ざるのも自然な事だ。そうやって30年過ごしてきたのだから。そして勿論、少数派とはいえその英語力に期待する声だってあろう。日本人は何を考えているのやら、ヒカルについては歌の上手さより英語の発音の美しさが評価されている! あの程度の英語を話す人は英語が母語の国に行けば幾らでも居る、というかそれがありふれまくっている訳で、どこの国に行っても圧倒的なあの歌唱力の価値とは較べるべくもない。しかし、日本で真に尊敬されているのは英語力の方なのだ。まぁ入学試験・センター試験に歌唱力テストがある国になれば別なんだろうけどねー。

話がよくわからん方向に行ってるな。兎に角、私は番組で英語を使うのは賛成できない。曲のタイトルのコールも出来るだけ邦題を用い、カタカナ発音でハッキリと伝えて欲しい。InterFMでそれが出来るのかどうか。あたしゃ今の同局のポリシーは知らないが、どうしてもイメージとして「流暢な英語の発音で何言ってるかわからない…と思ってたら途中から日本語だったのか」みたいな感じがどうしてもある。それは出来れば避けて欲しいな、と。


まぁ、今回はどうでもいい事を言っているのかもしれない。普段のツイートだってたまに英文になる事がある。それと似たようなバランスならいいだろう。だから、番組の最初が肝心だろうな。「What's up? How ya doin'?」 みたいなのは論外である。ここははっきり大きくお口をあけて右手を高々と高く掲げ上げて(ラジオだから見えないけど、そういう所が大事なのだ)、声高らかに「ぼんじゅーる!」或いは「こんばんくま!」でも何でもいい、「Kuma Power Hour」の名に恥じない元気のよさで番組を始めて貰いたいものだ。

そういう、番組独自の"挨拶"みたいなもんをみんなで決めるのもいいな…ってそれはアニラジのノリか。そこまでしなくていいや。Wild Lifeの時みたいに「ぼんじゅーる!」でいいだろう。すると毎月第3火曜の22時過ぎにはタイムラインが「ぼんじゅーる! #KumaPowerHour #InterFM」というツイートで埋め尽くされる訳だな…(ニヤニヤ)。