無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

Kuma Power Hour ep2 postponed

ヒカルの体調不良により、熊泡第弐之陣は延期となった。何だか、どうやら私はその事はかなりどうでもいいらしい。最初の報を受け取ってから暫くして「そういえばそうか、今日新しい放送が聴けなくなったんだな。嗚呼、それを残念がるのを忘れていた」となった。番組を楽しみにしていなかった、と言えば全くの嘘になるのだが(この1ヶ月の無意識日記を読んでそう言えたら凄いよ)、もう何というか半日おろおろしてしまった。

宇多田共和国(@hikkicom)をフォローしている方々ならおわかりだろうが、5月はヒカルが(Utadaも)倒れる月である。11年前は宇多田照實さんを笑っていいとものテレフォンショッキングに送り込み、4年前はニューアルバム発売週のプロモーションを総てキャンセルした。となると3回目なのだが、いや、徳島の時を入れると、されは8月か……まぁいいや、兎に角、その都度私はおろおろと狼狽えている。やれやれだぜ。

この前チャットで「ブログで様々な意見を書かれるから貴方のスタンスがわからない」という旨突っ込まれた。例えば売上はどうでもいい事なのか、それとも気にして欲しいのか、といった具合。それに対する私の返答は「ここでは"こういう考え方もあり得る"というモデルケースを紹介列挙しているに過ぎず、特に私の主義主張は盛り込んでいない。即ちスタンスなんてない」であった。まぁいつ訊かれてもこう答えるだろうな。そして最後にこう付け加えた。

「光が元気であればそれでいい。」

結局、私の主義主張があるとすればこの一点に尽きる。作詞作曲をして欲しいとかライブコンサートをやって欲しいとかラジオ番組をやって欲しいとかあれやこれやは、言わば某かとってつけただけのものだ。そう思っているか否か、そう感じているか否かと訊かれればまぁGenesisと…いやAsiaと…違う違うEL&Pと…もといGentle Giantと…あれ?えぇっと、そうだYesと答えるけれども(それなんてRound About?)、お互い生きてて暇なんで何か言おうぜ何かしようぜ、という事でしかない。要するに出発点としては「どうでもいい」のである。

そんななので、番組の事は一旦吹っ飛んだ。考えるのはヒカルの精神状態だ。こちらからの過剰な期待がプレッシャーになったのだろうか、それとも毎年この季節は扁桃腺とその周囲が痛むのだろうか。いずれにせよ番組に穴を空けた事についてまた思い悩んでるのではないかアレはこういう面はとことん真面目だからな…

どうせなら、こちらとしては、全くそんな事はなくて今日はそんな事ひとつも意に介さず酒かっくらってごっつのDVDでも観ながらくまちゃん抱き締めながら笑顔でうたた寝、、、とかだったらどんなにかよいだろう、と思う。開き直ってふんぞり返って「だって間に合わなかったんだもーん(ほじほじ)」ってやってくれたらメチャメチャホッとしますよ。えぇ、それが一番いい。どうせなら扁桃腺の話も嘘で、毎日遊び歩いてたらすっかり番組の制作の事忘れてて期日が過ぎちゃった、とかだったら尚よい。まるで野口英世のようなだらしなさ。これである。真実がこういうのだと私がいちばん嬉しい…


………ない、よなぁ。溜息。


また気に病んでるんだろうな、現実は。それがいちばん辛い。責任感がどれだけ強いか。『私、人一倍プレッシャーに鈍感なんだと思う。でないとこんなプレッシャーの中でやってられないよ。』と言っていたのを思い出す。どんだけ真面目なんだ。それだけプレッシャーの存在を感じとってしまうのである。嗚呼、嗚呼。どうすりゃいいんだろ。


次のツイートがてへぺろ系で世の中から非難轟々だったりしたらいいんだけどねぇ…(まだ言うとる)。時を同じくしてやはりこちらも人類史上の至宝・ワンピースの作者尾田栄一郎氏も扁桃腺周囲を患い入院生活に入ったときく。今日は、結局の所、そういう日なのかもしれない。なるようにしか、ならんもんだな。てくてく。