無意識日記々

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@Mikihhi 圧勝

で、その具体的な対処方法なのだが、色々考えた結果、今回の「前回分の再放送」が結局いちばんよかったのではないかという気がしてきた。これ、別に誰もマジに怒ってたりしなくね? 大体、ラジオ番組をわざわざその時間その周波数に合わせて聴こうなんてヤツは余程のファンなのであって、そういった人間たちは漏れなく「新しいのが聴けなかったのは残念だが、それよりも何よりもヒカルに早くよくなって欲しい」と思っているのではないか。穴埋めが再放送だった場合、じゃあもう一回聴くかと思うもよし、もう一回聴いたからいいやと思うもよし。CMも控えめにしか入らないのだから聴取率がそれで一回下がってもスポンサーから文句が来るなんてこたぁあるまい。

そもそも、ライブの当日キャンセルと違って、今回のep2ppによって実際の損害を被った人間なんてそうそう居ないのではないか。せいぜい、残業をキャンセルして早めに帰ってきたのに聴けなくて「残業代貰い損ねた」とか、塾を休んでスタンバイしてたのに聴けなくて「勉強が遅れた」とか、そんな程度だろう。いやそれはそれで本人たちからしてみたら切ないだろうが、やはりそこまでするファンともなればヒカルの体調をこそ気がかりであって、それで怒り出すとかあんまりなさそうな気がする。おとなしい人多いもんね…。

まぁ、なんだろ、怒ってるとすればピーター・バラカンさんで、新執行役員としての肝煎りで連れてきたDJが2回目でいきなり穴をあけたとあっては「顔に泥を塗られた」と憤っても不思議ではない。いやあの人実際はそんな事で怒りそうにないけども、礼儀と筋として彼をはじめとして今回の事態にあたってくださったInterFMの面々に対しては菓子折り持って謝りに行くべきだろうな。

しかしそんなこたぁ我々にはまるで関係がない。そっちで勝手にやってくれ。無料で垂れ流すラジオ番組がひとつキャンセルになるからって別に何という事はない、というのが平均的な感想だろう。

ただ、熊泡を聴くためにLismoWAVE等の有料サービスを利用している人たちは恨み節のひとつも吐きたくなるかもしれない。そこは存分に吐き出せばいい。@utadahikaruに向かってツイートしてやれ、お前のお陰で350円損したじゃないかと…

…って考える人間もこれまたあんまり居ないだろう。熊泡聴きたさに有料サービスに加入するとか熱心なファンにも程がある。そうなればやっぱり、冒頭に書いたようにヒカルの体調を気遣う方に気持ちがいくだろう。穴埋めが再放送だからどうの、までは考えないだろうて。

それに、第一回を聞き逃していた人々にはその再放送のアナウンスは朗報だったようだ。今回の放送でやっと初めて聴けた人たちがかなり居るのかと思うと、やはり再放送というのは良質な選択肢になるなぁ…。


無理に色々考えてはみたのだ。例えばトークなしでヒカル自作の自分の曲を使った「宇多田ミックス」を作るとか。なんかどっかで聴いた事あるな。そこまでいかなくても、例えば昔のLIVEの未発表音源を一部だけ、1時間分だけ流すとかでもいいだろう。Inter FMで流せる音源ないかな〜。

その路線でいちばん秀逸なアイデアは、昨夜@Mikihhiがツイートしていた「Hikki's Sweet & Sourの音源を流す」である。98年秋から半年InterFMで放送されていたという15〜16歳の宇多田ヒカルによるラジオ番組だ。これなら、我々は是非聴いてみたいし、ヒカル本人は恥ずかしくて恥ずかしくて「二度と番組に穴なんてあけてやんない」と決意を新たにするだろう。いいことづくめである。いやはや、これ以上秀逸なアイデアはないだろう。次の機会はどうですか?>Inter FMさん