無意識日記々

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熊淡第弐陣其乃弐之夜ノ独リ言

不思議な感覚である。何だろうね、これは。Hikaruのテンションが上がっていないからか。いや、その前からだ。案の定、何となくアガらないHikaruが現れた、という具合。いつも通りといえばそれまでだが。

ちびっと思い返す。もう少し、体調管理の杜撰さに対して、怒ってもよかったのかなぁ。いや、わざとらしい。そんな事、微塵も思った事はない。でも、例えばこれが、ぽっと出の新人歌手だったら相当の痛手であり歌手生命を…なんて無理矢理考えてみるものの、Hikaruはぽっと出の歌手ではないし、今回は執行役員直々のオファーにのったものなのだから別に一回休む位何てことない。イヤならやめればいい。そういう地位を自力で築いたのだからHikaruは振る舞いたいように振る舞えばよい。


…うーん、何が言いたいんだ自分(笑)。えぇっと、Hikaruがラジオ番組の制作に興味を示さなくなったらそれがいちばんイヤだ。そういう事だろうな。

つまり、今夜の焦点は、Hikaruがどれ位楽しんで収録しているか、だろう。休んでいる間ラジオを録りたくて録りたくて仕方がなかった、とかならいいんだが。番組の収録と納品が妙なプレッシャーとなってラジオそのものをカッタルイと思い始めるのがいちばん怖い。そうはなって欲しくない。Hikaruが元気で、楽しく。


そんな事ばかり考えているから、なかなか番組の中身に期待する所まで行かないのかな。確かに、本来ならHikaruの紹介してくれる音楽との出会いがいちばんの楽しみになる筈であるのだが、どうにもそちらにまで気が向かない。ちらっとだけ選曲予想を先日ツイートしたが、「取り敢えず言ってみとくか」という程度だった。あれだ、「手放しで喜べない」「心から楽しんで…いられる訳でもない」という気持ちがどうしても引っ掛かる。「わぁい」ってなれないのよね、端的に言えば。

私は「Hikaruの喋り声を聴いてるだけで楽しくなれる」という特異な人間だ。次に何を言うのか分かりきっているのに何度も熊淡第1回を聴き返していたのは、その喋り声が流れてくるだけで嬉しかったからだ。第2回の録音も多分、そうやってしこたま楽しむだろう。それがみえている分、こうやって落ち込んでみせてるのは何なんだろうという疑念が再び湧く。

例えば、Hikaruが今日の放送が終わった後に浴びる反応の数々に、彼女が何と思うかといえば安堵である。みんな待っていてくれた、そして番組を楽しんでくれた、よかったぁ。ほっ。その吐息の中には、しかしHikaru自身の高揚感というものが含まれているだろうか。

光が番組を楽しんでいるか否か。しつこいようだが、今夜はまずそれだけに耳を傾けようと思う。音楽の話は、それからでいいかな。