無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

それがどうした

Hikaruは、じっくりゆっくりのんびりやっていくには、頭の回転が速すぎる。余計な事を考えるだけ考えて、それだけで疲れてしまうだろう。こういう時に穏やかな話題何かないかのぉ…。

本来ならば、くまちゃんの出番なのだ。しかし、今くまちゃんに抱き付いたら号泣しちゃうんじゃねーか…あ、そこ微妙だな。持ってる人に訊いてみたいところだ。

くまちゃんは、極端な話我々にとって文字と写真だけの存在だ。持ってる人はナミブ砂漠な肌触りを御存知で、それは大分違う。声も知らない。動きも知らない。しかし、こんなに生き生きした存在もない。彼のイメージとしてのキャラクターは、非常に明快で、実在の人物と変わりないものだ。

そんなくまちゃんが、「返事をしなくなる」時は来るのだろうか。元々綿だからちゃんと洗ってれば不老不死かな?と何となく思っていたが、ある日突然、幾ら話し掛けても何も答えてくれなくなったり、しないのか。我々にとって、彼は"心の外側"に居る存在で、彼の心は我々の自由には出来ない。呼んで返事してくれるとは限らないのだ。

人がぬいぐるみにこだわる時期というのは往々にして有り、そして別れはいつも不鮮明である。いつの間にか、こちらから話し掛けなくなるのだ。極自然に、というか、何事もなかったかのように。なかなか、向こうから話し掛けてきてくれたりはしない。

従って、実は、「ある日突然何も返事をしてくれなくなった」状況というのは、大変珍しい。ない、と言ってもいいかもしれない。でも愛が過剰なら、何かなくはなさそうな気がしてくる。

Hikaruにとって、くまちゃんはもう殆ど宗教のようなもので、彼との会話は神事であり、精神的儀式そのものだ。教徒が神を見失わないように、Hikaruがくまちゃんを見失う事もない。しかし、心が変質していれば…

…あぁん、穏やかな話題を探したつもりが、この上もなく物騒なテーマを扱ってしまった。なにやら、多くを語るまでもない内容である。くまちゃんが居なくなると寂しい。ただそれだけの事である。真実なだけに重い。いつまでもHikaruと一緒に、というこちらの願望は…一体何なのだろう。突き詰めれば、くまちゃんとの会話は光の祈りの力の顕われであって、なくなる事はない。今更ながら、プレゼントした親友さんのセンスに脱帽感服せざるを得ない。最大限の敬意を表して、今日もウチのPCの壁紙は光と彼女のツーショットです。