無意識日記々

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演歌のCD買うってのもイイもんだな

「体調不良」という四文字熟語がこれ程不気味というか不穏というか薄気味悪い感じを出す事も稀ではないか。妙な沈黙が妄想を加速させる。勿論、悪い方にだが。

圭子さんの30年前の"小綺麗な"歌声を聴いて、そういえばHikaruは扁桃腺どうしたんだろうというのが頭を過ぎった。若干病名は違うかもしれないが、2009年5月に引き続き2013年5月にも似たような部位、似たような症状で仕事に穴を空けている。それに責任感を感じて、扁桃腺の切除などの手術に踏み切っていたとしたら。そして、その後に「流星ひとつ」を読み、圭子さんの声が手術によって変わってしまった事を初めて知ったとしたら。(彼女は扁桃腺じゃないけど)

と、いう風に悪い方向に妄想が進んでしまう。恐らく、そんな事になっている可能性はほぼ無い。色々理由をつける事は出来るが、宇多田ヒカル藤圭子のコアなファンであり続けた以上、70年代と80年代で藤圭子(藤圭似子)の声質が変わってしまった事なんぞ、疾うの昔に御存知だろう。今更ショックを受ける事ではない。

いや、声質の変化は聴けばわかるが、もしかしたらその原因が手術だった事は知らなかったのかもしれない…とも考えてみたが、その可能性も低いだろう。圭子さんの喉にメスが入ったという話は昔から知られていて、別段新しい事実ではない。それに、母親なのだから、娘にそういった話をした事もあったのではないかとみる事も出来よう。やはり、今更そんな事で驚きはしないだろう。

それでもやっぱり不安である。ヒカルの声だって唯一無二だ。それが損なわれでもしたらと思うとゾッとする。

ただ救いなのは、もし万が一仮にそんな事態に陥ったとしても、Hikaruはソングライターなので、その"新しい声質"にそぐう楽曲を創作すればいいのかもしれない。言うは易し行うはキヨシ、じゃなかった行うは難しだが、そういう事をすればカバー出来るかもという"望み"があるだけ随分マシである。


冒頭で不気味とか薄気味悪いと書いたのは他でもない、「体調不良」以上の公式ステートメントを"出す事ができない"状態に、マネジメントもレコード・レーベルも本人も陥っているのではという懸念が出てきてしまっているからだ。ファンとしてはここで疑心暗鬼にならず、「信じて待つ」のが正解なんだろうけれど、やっぱり何かが引っ掛かるのだ。これ以上憶測と妄想を垂れ流すのは憚られるのでここらへんで打ち止めとしておくが、ここまでワクワクしない"悪い予感"は久々である。単なる杞憂であってくれればよいのだが。


こんな時こそ、くまちゃんが登場してくれればいいんだけどなぁ。「千円〜! 富〜!! 名声〜!!!」 …いやそっちじゃなくて。(笑) でも、確かに、扁桃腺炎の話より"返答千円"の話の方がずっと楽しいやね(笑)。