関東の試聴会がハズれたので、参加してきた人(某パパ)から話を聞いてきた。12月3日0時までは箝口令という事だが、宇多うたアルバムの内容については訊かなかったので、まぁ私自身はあんまり気を遣う必要はない。主に、客層とか人数とか会のセッティングとか進行とか、そういう話だ。
とはいえ、そういう話でも何らかのヒントになってしまうかもしれない。あと3日間は当たり障りなくいこう。
一点だけ、そんなに危なっかしくないヤツを。話を総合すると、まだまだそういう段階ではなさそうだが、これはひょっとするとハイレゾコラボウォークマンが、今年のEVA同様に、宇多田でもあるかもしれないという期待を抱くに至った。
ただ、実現は結構難しい。なぜなら、くまUSBが発売になるからだ。SC1&2に2万円(人によっては4万円)を費やした人が更に、既に持っている商品に、例えばSONYのA-16(同社最安値ハイレゾ対応プレイヤー約2.5万円)にSC1&2をプリインストールするとするとまぁ配信価格が1枚組+2枚組で1万円位だとすると、3.5万円を払うのか、払わせるのかという話になるからだ。
商品としては魅力的だ。ずぅっと書いてきているように、ハイレゾの魅力を伝える為には、地デジが高解像度テレビを買わせたように、ハード構成もまるごと提案しなければならない。ウォークマンなら、付属イヤフォンのクォリティー次第ではそれを実現できる。今ハードを揃える為に何を買えばいいか悩んで"選択地獄"に陥っている人には渡りに船で好都合な提案となる。
しかし、くまUSBと時間差でコラボウォークマンを発表となると、たとえ真実の事情として「後から決まったんです」と主張しても、印象はあまり宜しくない。そこがまずひとつの問題点。
もう一つは、容量の問題。上記のA-16は保存容量が32GBしかない。一方SC1&2はそれだけで既に6GBだそうな。ちょっと容量を食い過ぎる。
この種の問題を解決する為に、ユーザーはA-16(及び姉妹機種の64GB容量A-17)に128GBのmicro-SDXCカードを挿入するのが基本となっている。しかし、このmicro-SDXCの128GBが現段階でも非常に高価で1万円は下らないという代物。プリインストールで1万円値段が上がっている上に更にこれでは流石にちょっと、となるだろう。いや、コラボウォークマンはあとFL15を入れて宇多田専用ウォークマンにするんだと仰るなら32GBで十分に足りるのでこの問題は気にしなくてよいのですが。
というような感じで、コラボウォークマンといっても素直にいけるかどうか。ただ、もうここは開き直ってハイレグくまちゃんシリーズ、もとい、ハイレゾくまちゃんシリーズ第2弾と言い切ってしまうとか、予約購入者に抽選でmicro-SDXCカードをプレゼントしてしまうとか、様々なフォロー&ヘルプが必要になってくるかもしれない。
特に、デザインは重要だ。できれば、右下にくまちゃんのマークが明滅するように作ってもらいたいが、それはA-10シリーズにはないんだっけ。それならあれだ、イヤフォンジャックカバーやイヤフォンバッグをくまちゃんにするとか、壁紙と称して未発表写真を大量にプリインストールするとか…うーん、予算のかかるようなアイデアしか思い付かないぜ。
まぁ兎も角、現時点では、将来的にはそういう可能性も出てくるかもよという弱ぁい程度の話なので、話半分に、いや、話1/8位に聞き流しておいてくださいな。多分今の段階では誰の話題にも上ってないと思うから。少なくとも、試聴会ではそういう話は一切出ていなかった模様ですよと伝えておきましょう。
それにしても試聴会、参加してみたかったなぁ。残念。関東だけ倍率高かったみたいだから仕方がないわね。