無意識日記々

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本厄今昔・翻訳蒟蒻

その昔Utada本厄BBSなる掲示板を運営していた身としては今宵のツイートは感慨深…ん? ほんやく違い。 お前のやっていたのはUtada翻訳BBSだろうって? そうだっけかね。

結局あの掲示板はある日突然KIDD BBSシステム全体が閉鎖された事で終わりを告げた。前フリも何もナシだったからバックアップもとってなかったっちゅーねん。まぁ、翻訳自体はなんとかかき集めさせて貰えれば大体は読めるんですが。まとめ作業面倒だから今んとこやる予定なし。

あの頃は「そんなに英語って障壁が高かったのか!」と驚く事頻りだった。日本の洋楽ファンというのは英語がわかるから洋楽を聴いているのではない。歌詞の意味なんてわからなくても「なんか知んないけどカッコイイじゃん」の一言で済ませて楽しんでしまえる"いい加減"な人種でしかない。私もそのうちの1人だったので、邦楽ファンの"生真面目さ"にはカルチャーショックを受けたものだ。「歌詞の意味がわからないと楽しめない」とか、わし日本語曲聴いてても歌詞なんか滅多に気にせぇへんっちゅうねん。

そんだもんだから、Utadaのデビュー頃はやたらと翻訳に感謝されていた記憶がある。宇多田ヒカルのファンだからUtadaの事が知りたい、でも英語がわからない、という人にとってメッセージやインタビューの翻訳は随分と重宝だった、らしい。一応それがこちらの狙いだったからいいんだけど、あの世代のヒカチュウにとっては「i_(AI-Shadow)」という名は大抵"翻訳の人"のイメージだったんじゃないか。「俺って英語喋れないんだけどなぁ…」って何回も呟いたんだが、効果は無かった。

次どうしよ。

Hikaruが国際展開を始めたら、普通に考えればオフィシャルで翻訳作業をすべきだとは思う。この間ちょうどUtadaHikaruVEVOについて公式コメントがあり、「モバイルでも観れる環境が整いました」という事だが、それだけが狙いだと本当に言えるかどうかは今後の流れ次第だろう。

気が向いたらやるか。他にもたくさんやる人が居て、読者が突き付け合わせられるのがいいんだが。同じコンサートを観てもライブレポートが千差万別になるように、同じ英文を読んでもその訳し方は十人十色である。同じ英文に対して複数の翻訳がある事が望ましい。そんな風に考えていたからBBS形式にしたのに結局9割方俺だったからなぁ。1割の人たちには本当に感謝でした。


今は機械翻訳も発達したので、そこまで力まなくてもいいような気もする。Google翻訳よりExcite翻訳の方が英和訳和英訳ともに精度が高いかな。でもまぁ、どことなくぎこちないよね、まだ。私としてはいっぺんに英単語の訳が並ぶのでそれも重宝。

昨年のHikaru結婚の際は、イタリア語記事を英語に機械翻訳して読んでいた。イタリア語をそのまま日本語に訳すより、一旦英語に翻訳してからそこから和訳する方が精度が高い。なんだか直観に反するが、これも重宝したなぁ…


……厄年の話やなかったんか(笑)。まぁ、今後の事は、またその時が来たら考えるよ。今はまだ、ね。