無意識日記々

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ITF2010を聴き直してみる

昨日は『In The Flesh 2010(ITF2010)』の音源を聴いていた。確かにNYではそんなに調子がよくないし(それでも私は満足だが)、ラスベガスの観客は熱狂的だ。完全版が欲しいなと改めて思った。

ITFの魅力はその制限のなさにある。日本語の歌を歌ってもいいし英語の歌を歌ってもいい。日本語で喋ってもいいし英語で喋ってもいい。全部混ぜたっていいしカバーだって歌う。着込んでもいいし着飾ってもいいしシンプルでもいいし太鼓を叩いてもピアノを弾いてもいい。一部地域ではぼくはくまも即興で歌った。つまり、何でもありだ。アイデアに制限がないのである。

現地で感じた図抜けた「ホーム感」は、そういう所に起因している。Hikaruが疎外される要素が全くないのである。『Utada United 2006 』ではUtadaパートはアウェイだった。会場の9割は曲を知らなかった。『EXODUS』は100万枚売れたんだからそんな事ないだろうと思う所だが見た目の印象がそうだったんだから仕方がない。もっとも、『Easy Breezy』を歌っていればまた印象は違っていたかもしれないが。(続く)