大体ヒカルファンはこの時期になるとそわそわするもので、9日に何か告知がありやしないかとやきもきする。『In The Flesh 2010 footage』も当日いきなり発表されて配信販売が始まった。前日までに何の前触れもなしに事が起こる経験をしているからには、今もし何もなかったとしてもそれを理由に期待しなくなる、なんて事はない。
逆にオフィシャル側からすれば、仮にこの日に何もやらずにスルーすれば、それこそ本当に何もしていないのにイメージ・ダウン、というとばっちりを受けかねない。結構危険な日付である。
しかし、今年は流石に大丈夫。新曲も出るし新刊も出るし映画も封切りになる。がっつり固められている。何の不安もない。
寧ろ、"更に何か"を期待されるとやりにくい。真髄はサプライズ。新曲新刊だけで十分満足であるにもかかわらず"何か驚かせるもの"を要求するとすりゃ我々はかなりの強欲だがレコード会社からすりゃ労せず(ってここまで頑張ってきたからなんだけど)注目を集められる日という事でチャンスでもある。お互いがお互いの満足を得られる為にもこの日は何かを用意しておいた方がよさそうだ。20年目イヤー突入日に果たして何が現れるかな?