無意識日記々

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20210123:||

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の封切日が2021年1月23日土曜日に決まった。当初の予定日だった今年の6月27日土曜日から遅れる事30週。漸く、だね。

この日付を見た瞬間に思ったのは「ヒカル38歳の誕生日の4日後じゃないか!」という事だった。なんだろう、もう『20代はイケイケ!』の時みたいに誕生日を記念して生ストリーミンクで出来たてホヤホヤの新曲を生で歌ってしまえばいいじゃないかというタイミングですわ。来年の1月19日は火曜日平日だからなかなか当日のストリーミング企画は難しいだろう。となるとやはりその週の土日あたり、つまり1月23日か24日に企画するのが妥当なのではないか。ふふふ、なんて楽しみなんだ、、、

、、、っとと、来年のことを言うと鬼が笑うというし、何しろまだヒカルがシンエヴァの主題歌を歌うと決まった訳では無いのだから取らぬ狸の皮算用もいいところなのだが、ここまで引っ張っておいてエヴァの映画の歌を宇多田ヒカル以外が歌うだなんて高橋洋子を引っ張り出してくる以外無いわけで……って、嗚呼、まだその手があるんだな……いやまぁええわ。二人とも起用するのが大団円に相応しい、かな? どうだろうね。

兎にも角にも、これで1月にヒカルの新曲が聴ける可能性がぐっと高まったというのがいちばんの喜びどころだよ。もう余りにも長く待ち過ぎて今やエヴァ本編に何を期待すればいいのかわかんないもんね。エヴァQからこっち8年余りで周囲のアニメのクォリティは更に上がった。来年のシンエヴァは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの美意識と鬼滅の刃の騒擾を皆が目撃した後に登場する事になる。世代交代も進んでいる。誰が観に行って何を感じられるのか? ある意味、それが全くわからなくなるまで引き延ばし続けてきたのかもわからないな。期待が疲弊してくれれば自然とハードルも下がるだろうし。ということでアニメ本編については今は置こう。

だが宇多田ヒカルファンのハードルは高いぞ。序と破では『Beautiful World』を、Qでは『桜流し』を提供したのだ。これらに類するインパクトを残さねばならない。作り手としてのプレッシャーは過去最高だったのではないか(もう作った体で話してますね私ね)。特に『桜流し』はこれまでのキャリアの中で最高傑作なのではないかというくらいにとんでもない曲だったので、今のヒカルでも全力を超えた所で何かを掴まないとこの場に相応しい楽曲を生み出せないのではあるまいか。それが38歳の誕生日の直後にお披露目されるとかなんともいやもう今からハラハラドキドキワクワクが止まらないわ。(……先走り過ぎ。)

最初に『Beautiful World』を提供したのが2007年、ヒカル24歳の時だった。あれから13年余りで様々な事をヒカルも体験した。離婚して結婚して離婚してその間に母を喪い愛息を得た。彼の寝顔を見ながらBeautiful Boyだと思った事もあるかもしれない。桜流しを振り返りながらこれも母への鎮魂歌になったなと顧みているかもしれない。新しい年が希望に満ちているというヴィジョンが見えない現在の世相だからこそ、ヒカルの歌はより深く響くだろう。今日からもう1月23日まで待機モードだ。その日が来るまであと99日デスッ!