無意識日記々

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アルバム『初恋』を、聴きました

なのでもう私は変質してしまいました。聴く前の自分にはもう戻れません。将来認知症になって自分の名前を忘れてしまっても、歌は魂に刻まれるからね、無意識が口遊むよ。

ネタバレ無しで書こうとしても、否、何を書こうとしても、したがって、アルバム『初恋』の影響を受けたものになりますので、もうそれは隠し仰せるものじゃない。端々隅々から滲み出てしまうものなので、そのつもりでこちらに来てくださいな。

第一印象は「果てしないアルバムだなぁ」という事。なんだろう、2枚組かと思う位に内容が分厚い。『Good Night』で『おやすみ』っつった時点でもうフルアルバム一枚聴き切った充実感がある。そこからの、「え、まだ続くの!?」なあの感じ。ほんと2枚組だわこれ。一時間足らずのくせして。

んー、このままアルバムの話を続ければ勿論止まらないので、先に花晴れの感想語っとくか。今書いておかないと二度とタイミングがないかもしれないからな。

ひとまず。二ヶ月半『初恋』を流し続けてくれてありがとうございました。フルコーラスの大盤振る舞いも一度ならず有り、いやはや耳福でありました。ところどころ『初恋』を意識したと思しき台詞回しもあり、リスナーとしては嬉しく思いましたわ。

ストーリーとか演技力とか、色々とご意見はあるでしょうが、放送開始前から明らかだったように、出演陣にとっては、登場人物たちと同じく、発展途上の身でのチャレンジの場だったのでせうからその位置付けを前提とした評価を下すのが妥当なのではないかと思います。

こちらとしては、こほん、「杉咲花が可愛かった」の一言に尽きます。もうそれだけで総てOK。冷静に脚本をみれば、最後の最後まで周りの人間を傷つけ振り回し続けた江戸川音は正真正銘の「ホントしょうもない」奴になりかねないところだったのを、杉咲花が救ってくれたと言ってもいい。そりゃ本人も「難しかった」って言いたくなるよね。江戸川音より杉咲花が魅力的なドラマだった、という事です。可愛いは正義の実例をワンクールみさせてうただきました。

あと反町"poison"隆史が笑えた。町中にあんなかっこいい男が歩いてたら思わず振り返るよね。かっこいい男は違うわ。松田家の次男坊、だっけ?は言わずもがな。あれにテンション上げられる花男組を微笑ましく眺めてましたよ。

なんだかんだで最後まで観ていたので、自分も楽しめていたのではないかと思います。続編なり何なりあった時は、またヒカルの歌をイメージソングにして復活してくれれば嬉しいです。

…という感じで。次回からはみっっちりアルバム『初恋』について語り始めますか。私自身が楽しみだわ。