無意識日記々

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「ただいま!」って言ってくれるかな

新曲以外でライブコンサートのオープニングナンバーを選ぶとすればやはり衝撃のデビューシングルから、になるだろうか。

1曲目が『Automatic』ではいきなり伝家の宝刀過ぎて勿体ないという意見もあるだろうが、大丈夫、2時間やそこらではとても足りないような名曲群がその後に山のように控えているのだから。皆が期待する楽曲は勿体振らずにとっとと歌ってしまって何ら問題はない。デビュー当時とは違うのだ。『Automatic』なら知名度も抜群、「YouTubeはチェックしてきました」勢も殆ど全員が知っているだろう。オールドファンも感涙に咽ぶこと間違いなし。言うこと無しのオープニングとなる筈だ。

同じく衝撃のデビューシングルからとなると『time will tell』も忘れてはいけない。曲自体の歌詞のテーマ性が『初恋』に至る今でも健在で、最近の曲と続けて演奏しても何ら違和感が無い。それどころか嵌まりすぎていて知らない人は新曲かと思うだろう。そう、この曲オフィシャルYouTubeに置いてないからね、知らない人は知らないのだ。

time will tell』がオープニングに有力な理由は、しかし、もうひとつある、よね。そう、2010年の『WILD LIFE』で最後に歌った歌なのである。あの横浜アリーナでこの歌を歌い終えた後ステージに置いたマイクを今年2018年、11月6日に同じ横浜アリーナで再び拾い直して歌い始めるのだから『time will tell』はその場その時に最も相応しい楽曲である。上記のように知名度では若干劣るものの、場内のボルテージ的な意味では『Automatic』に肉薄するところまで行けるんじゃないかな。

他に新曲以外でオープニングに相応しい楽曲といえば『光』だろう。本人の名前を冠した歌である。有無を云わさぬ迫力がある。「既にそれは『ヒカルの5』でやった」という指摘はあるだろうけど、果たして14年前のあの地で実際に体験したうちの何人が今年も来ているのか。大半は初体験になるのじゃなかろうか。円盤で観た人も「伝説再び」を実際に目の当たりに出来て感動すると思う。寧ろ歌詞が昔の旦那を思い起こさせる方がネックではあるまいか。いやそれすらヒカルから云わせれば「パンツの色を訊くようなもの」で大した事じゃ無いのかも知れませんが…。


他にももうちょいオープニングに相応しい曲がありそうなので、もうちっとだけ次回に続くということでひとつ宜しくお願いします。