無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

役割の立体交差

エ段からイ段への変化を担う『baby』にはもう1ッ役割があって、ソレは「楽曲の終結を予告する」役だ。ルール通りエの音をサビメロの(3回目の)リピートの中で使うと勢いがつきすぎてまだリフレインするかと聴き手が身構えてしまう所を予めココで優しくブレーキを掛けて曲全体の形状を"丸める"事で2番最後では後に歌の続きがあった『kissme』の一言で曲を終える(ラストにAdLibはあるけれど)のに説得力を持たせている。"もう一度"という言葉へのバトン、エ段の残像の回収、kissmeへの道標、と歌詞の意味及び楽曲内の時間的前後関係を考慮してbabyはココに置かれ歌われている訳である。