無意識日記々

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EmbraceTheEmbarrassment

今迄の楽曲を新曲5曲が優しく包み込む装丁のSC2 、最もそのコンセプトに救われた印象が強いのは猛々しきBeMyLastではなかろうか。千切れる様な慟哭と嗚咽に彩られた『母さんどうして』の問い掛けは『お母さんに会いたい』という子供の一言に昇華された。インモラルな響きの『間違った恋』は今や『街中が君に恋してる』と開放的に祝福される。寂しげに『夢見てたのはどこまで』と絶望に打ち拉がれていたのに『夢の終わりに待ったはなし』『夢ばかり見ていたと気付いた』と夢の終焉を新しい始まりの兆しだと前向きに受け止める。何とも大きな優しさだなぁ。