- 29. River Of Life(邦題:人生は川のようなもの) [LIVE] / PFM
8月のプログフェスの1曲目。これはライヴヴァージョンで、1973年のテイクだそうな。このメロディは本当に反則。晩夏の日曜夕方の日比谷野音でこのメロディが流れてきたのですよ! 嗚呼、なんという蝉の声。素晴らしかった。まぁ、サウンドは1曲目ということでややしょぼかったけどねwww どうやら森田アナ、PFMのことを知らなかったようで何度もPMF、PMFと連呼しておりましたよ。知ってる知らない以前に、アナウンサーとして目の前の文字を正確に読めないのはどうかと思うのですが、プログレ好きなので許す!あぁ許すさっ!(笑)
- 28. Om Mani Padme Hum(邦題:曼荼羅組曲) / MANDALABAND
21分弱の組曲。真言密教だねぇこのタイトルw マンダラっつーからどんだけおどろおどろしい、それこそマハヴィシュヌ・オーケストラみたいな音なのかと思ったら、さにあらず。朗々と歌い上げるテノールにソプラノコーラス、咽び泣くギターソロに時にジャジーになるテクニカルなバッキングと、あれなんだっけ、エレピソロ的なものもあったのかな、何より、終始おおらかで朗らかで、何より前向きなシンフォニック・ロックで、王道的なサウンド。20分以上あるけど、そんなに重くなりすぎずにするっと聴き通せる感じだった。ただ、なんだろうこのずっと靄のかかったようなはっきりしないもっさりしたサウンドは。それさえなければなぁ。
- 27. 【プログレ裁判 5】ビッグブリッヂの死闘(ゲーム「ファイナル・ファンタジーⅤ」)
植松の曲。勿論全会一致でプログレ認定。
「テクノはプログレか?と訊かれたら私は否と答えるので否」by山田五郎氏。彼にとっては、ジャーマン・ロックはテクノなのでプログレじゃないそうな。まぁ、言いたいことはわかる。これも全会一致で否決。
幼稚園児のナレーションとプログレっぽいテクニカルなシンセ、そして重いギターリフが被さってくるアニメソング。全会一致でプログレ認定。
イントロが完全にシンフォニック・ロック。だがMr.シリウス曰く「落とし所がプログレらしくない」なんか妙に納得。全会一致で否決。Moonchildのメロディに似た歌唄ってたのこの人だっけ。
- 22. 月の位相 パート1 / KENSO
長年の森田アナのファンで「なんで私がその場に居ないんだ!」と憤ったメッセージをよこしてくれた清水歯科医率いるKENSOの楽曲。なんというか、まぁ9割方フュージョンですわな。
- 21. Step Into Easter / MR.SIRIUS
初めて聴くのでどんな曲調かと思ったんだが、なんとこれが完全に日本語版ルネッサンス。意表をつく曲調とそのクォリティに暫し驚きながら聞き入った。これはかなりいいよ。こういう人が20年ぶりに音楽人としてラジオに登場、ってのは、どうなんだろうねぇ。
- 20. Sylvia / FOCUS
とても懐かしいメロディ。森田アナの好きな曲をどうぞ、ということでこの選曲。当時女子からしたらFOCUSは「綺麗な曲が多かった」とのこと。うん、わかるわー。美メロインストの名曲ですね。
- 19. Paradox(邦題:逆説の真理) / KANSAS
「この朗々と歌い上げる歌が気に入らない。俺たちは戦争に勝ったぞ、みたいな。」By山田五郎氏。これじゃBOSTONやTYXやらはかかりそうにないなw アメリカン・プログレにもいいの沢山あるんだけどねぇ。私は逆に、このバンドはストレートなヴォーカルとロックンロールの素直なリズムがあるから好きなんだな。
- 18. Fanfare - All White / SOFT MACHINE
エレピとサックスがミニマル的なベースラインを挟んでソロの応酬を披露する楽曲、なんだがどうにも上品な、いかにもカンタベリーといった趣の楽曲。辺境プログレの変態的な音楽性が続いたあとだったので、「安心して聴けました」と山田五郎氏。あれ、彼そんなこと言ってたかな。まぁいいか。