無意識日記々

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まままだ慌てる時間じゃない

「あれ?今日KUMA POWER HOURじゃないの?」と訊く人が今日は多発する。すっとぼけてるのか勘違いしてるのかわざと言っているのか、どれもある。第3火曜、というからには月に入ってから必ず2週間、即ち14日より多く経ってないといけないので必ず毎月15日以降21日以前の放送となる。14日以前や22日以降に第3火曜はやってこない。先月が16日と早めの放送だった為何となくで勘違いしている人も、多いのかもしれない。今月は5月21日の放送が予定されている。

勘違いでなくても、つい「今日は放送ないの?」と訊いてしまうのは単に待ち切れないからだ。まぁそう焦るな、とは思うがこればっかりは仕方がない。あと一週間、ガマン、ガマン。


とはいえ、"世間的"にはもう第2回の放送はそれほど注目を浴びないだろう。特定の、「あんたファンでしょ?」と思しいライターさん以外は記事も書かないんじゃないか。出来れば、ネタになるようなフリートークも欲しい所だが第1回のスタイルのままではそれも覚束ない。何とも歯痒い、というとヘンか。

InterFMに溶け込むスタイルを選んだのは、どういう意図なのか。やってみたら自然とそうなった、という事もあるか。しかし、実際にInterFMの他の番組を聴いてみるとかなり好き勝手に振る舞っているケースも結構みられる。世間的には、宇多田ヒカルはそっちを期待されてたのかもしれない。

とはいえ、ピーター・バラカン氏を執行役員に据え、"Real Music Station"としてリニューアルするその看板番組のひとつとして登板を要請されたのだから、氏の意向を最大限に汲もうとするのはある意味当然の事か。こちらとしては普段邦楽しか聴かない、いや、邦楽すら聴かない層が第1回でかなり脱落したんじゃないかというのはかなり勿体無い気がしているのだが、それも百も承知であのスタイルを選んだのだとすれば全き成功ではある。

ひょっとしたら、14年前のイメージで、InterFMって関東ローカルの、しかもバイリンガル相手のニッチな局だからあんまりリスナー多くないんじゃないの、という意識でスタートしていたのかもしれない。だとすると、時代が違う。今はインターネットを駆使して世界中のあらゆる場所から熱心なファンがアクセスして何とかしてラジオを聴こうとするのだ。それを、どうとるか。その反響は、どれくらいだったか。第2回に、その影響の反映がどれくらいみられるか、みられないか。そこらへんのところに注目して聴いてみるのもいいかもしれない。