無意識日記々

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急進的な妄想

さて、Max Hole氏の登場により―って彼は40年以上音楽業界にずっと身を置いているんだけど―、Utada Hikaruの未来について急に展望が拓けてきた気がする。勿論ただの気のせいだが、如何に組織が巨大に膨れ上がろうと総て誰かの決断で動いている訳だからその"誰か"の中にUtada Hikaruの音楽に理解を示せる人間が居るとわかっただけでも収穫である。

ファンサイトなので急進的に妄想を走らせよう。この流れだと、殆ど諦めかけていたEXODUSとThis Is The Oneの再発も有り得るかもしれない。何しろ、店頭でUtadaの音源を手に入れたかったらUtada The Bestを買うしかないのが今の状況だからだ。それすら今は置いてない店が殆どだろうし。これではいけない。

どうせ再発するならボーナス・トラックとして、いやボーナス・ディスクとして各種リミックス…Devil InsideやExodus'04、You Make Me Want To Be A Manといった楽曲達の変奏曲も収録しよう。Easy BreezyのRadio EditってCD化されてなかったんだっけ? ならそれもだ。別に原盤権を所持しているなら余計なお金はかからないしリマスタリング代位で済むだろう。それが高そうだけど。

折り良く、と勝手に言ってしまうが来年はEXODUS発売10周年、TiTO発売5周年である。それぞれ10周年記念盤、5周年記念盤としてスペシャル・エディションで再発すればよい。光には出来るだけ過去を否定して欲しくない(それとともに過去に引きずられても欲しくない―贅沢な話だけども)から、今でもこの作品を愛していると公に宣言する為にはこれ位やった方がいいんじゃないの。…尤も、世間的には「宇多田ヒカルデビュー15周年〜First Loveから15年」という方がよっぽどインパクトあるんだけどね。何しろ15歳でデビューした人が15年なんだもの。語呂がいい。語呂には、敵わない。

いずれにせよ、Utadaというワン・ワード・アーティストのコンテンツがこれからも市場の闇に消え去らないよう、定期的な掘り起こしはこれからも必要になってくるだろう。まずは、In The Flesh 2010のアーティスト名義がUtadaUtada Hikaruかどちらなのか、それを確認する所からだな。