昨日のニュースといえば『Face My Fears』が日米のiTunesチャートで1ヶ月間1位を獲得中、という報。へぇ凄い。あクマでもダンスチャートという特定のジャンルでの話ですけども。
前から言っている通りこういうのは煽ったもん勝ちだ。ストリーミングのポイントが重要な現在、発売後も続報を次々打ち出して関心を引き続けるのがよい。発売後1ヶ月で初めて『Face My Fears』を聴く人も同然沢山居る訳でそのキッカケ作りだ。紛らわしい見出しは逆効果だと思うのだけれども。
そもそもダンスチャートでいいのならUtaDAの『Devil Inside』が2004年にトップを取っている。こちらはビルボードだが当時iTunes Music Storeはまだ始まったばかりで注目度も高くなかったからね。
だから大したことないというのではなく、もっとUtaDAのサウンドも評価して貰えれば、というところなのだが今のSONYはUtaDAの音源を云々する立場にはない。ファン心理からすれば来月『This Is The One』が発売10周年なのだから記念盤としてリマスター再発&ボーナストラック盛り沢山、とかやってくれたら嬉しいんだけど『EXODUS』10周年だってスルーだったんだし現実的には難しいだろう。
それに、仮に今SONYにUtaDAを扱う権利があるとしても(原盤はU3が持ってるんだっけか)、『This Is The One』の周年は必ず『First Love』アルバムのそれと重なる。きっちり10年後の3月にアルバム発売だから。となるとレコード会社としては当然常に『First Love』の周年行事を優先させてゆくことになるだろう。全く以て不憫極まりない。残念至極。
というわけなので開き直って来月は『First Love』アルバム発売20周年記念企画が来るのをのんびり待とうと思っています。やれやれだぜw