無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

"それが市場というものなのです"

変な話だが、あたしゃコイツ(自分)がIn The Flesh 2010を手に入れてこんなに嬉しがる楽しがるとは思っていなかった。心がはしゃいじゃって仕方がない。こんなに眠くない日は今年初めてかもしれん。今夜ちゃんと寝れるかな…。

という訳でとてもインフレの感想を冷静に書ける状態ではないのでそれはまた後日(もしかしたら来月…即ち来年?)にでも。今日は引き続きFL15DxEDの話。

限定生産5000セットという数の設定に誰しも疑問を抱くだろう。私もその1人。どうせなら完全受注生産にすれば、という感じだが、多分受付から販売まで半年はかかる。その上、キャンセル一切拒否でなくてはならないだろう。こういうのは大抵基本ロット数が決まっていて、1000枚単位か5000枚単位か10000枚単位か知らないが、キリのいい数字で生産するのがいちばん収益性が高い。そこまではいい。何故それが5000という少ない数字だったか、だ。

繰り返し書いてきている事だが、私はこの国で「Utada Hikaruがオフィシャル・リリースするものなら基本的に必ず購入する」層が、大体8000人〜10000人位は居ると想定している。だから、限定生産モノをリリースするなら8000は手堅く、基本10000でいいだろう、というのが最初の考え方である。

今回の限定生産は、しかしながら、あの「First Love」アルバムである。Utadaのシングルやアナログは持っていないけどこれは欲しい、という層は相当居る筈だ。ここからは経験が効かないが、4ヶ月間プロモーションするならば、20000セットなら完売するんじゃないだろうか。1万5千円という価格設定ならば。

勿論、シリアルナンバーをふりプレミア感を出したい、という(本来限定生産モノにとって普通の)理由があるのなら5000枚でもいいのだが、だとしたら1万5千円は安すぎる。そろそろ外税で価格書いた方がいいよね。消費税8%だと16200円になるのか。うわ高ぇ。

出来れば、きっちり5000人だけが注文する位の価格設定がよかった。そうだな…5万円位か? もうちょい下か。28000円位だろうか。今転売屋さんの相場が、きっとこれ位だろう。まぁ、価格の話は、また次回に続けるとしよう。今宵はここまで。