無意識日記々

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藤圭子「母子舟/恋して母は」

前回暴走したので、シンプルな話題に。

あと6日で熊淡8の放送となる。これだけ毎回"放送自体があるかないか心配される"番組も珍しいが、人間活動中だしまぁいいか。運が良ければ得られる最高のプレゼント、という具合に捉えておこう。気を揉むInterFMの担当さんはたまったもんじゃないだろっけど。

さて放送日は1月21日。これは、藤圭子の未発表曲シングル盤「母子舟/恋して母は」の発売日前日、フラゲ日である。まぁタイミングがいいのか何なのかだが、こういう曲を番組中にオンエアするか否か、ときかれると正直わからん。

触れ込みは「1984年以降の録音で娘のヒカルは2歳くらい」みたいな感じらしい。確かに、タイトルからして2曲ともヒカルとの事をある程度絡ませながら歌っているんだろうな、と思わせる。だとすればヒカルは聴きたくなるだろうな、とは思う。時期的にサンプル盤は出来上がって既に配布済みだろうから、或いはどこかで解禁されてオンエアされているかもしれない。 
ただ、熊淡は自宅(?)録音なので、ラジオ局にサンプル盤が届いてもヒカル個人の所には届かない。可能性があるとすれば彼女自身が問い合わせるか、発売レーベルがU3MUSICにサンプル盤を送ってくるかした場合だろう。

配給は老舗のコロムビアだが、レーベル自体は小さく、果たして照實さんの「藤圭子は死ぬまでU3MUSIC所属のアーティストだった」という主張がどれだけ汲み取られているかわからない。制作録音時期が1984年という事で、U3は無関係だろうから現在の所属がその頃の作品に影響を及ぼす事はない。原盤権を誰が持っているか、誰が持っていたかだけが重要になる気がする。

まだクレジットの詳細は確認していないが、作詞は例によって石坂まさを氏であっただろうか。どれ位圭子さんの意図を汲んだ内容になっているか。一旦お蔵入りした位だから、人の心を瞬時に打ち震わせる名曲、という事でもないだろう。その点はやや気楽に構えたいが、自分の部屋にポスターを貼ってしまう(一方自分のポスターはいらねーといって放ってしまう)位に好きなアーティストの未発表音源という観点からしても、ヒカルは興味があるだろう。ちょっとオンエアには間に合わないかもしれないし、何より熊淡の番組の体質上発売直前の音源、それも演歌を流すのは難しいかもしれないし、第一DJとしてどんなコメントをつければいいのかわからない。今の所、オンエアに関しては余り期待せずに待っていてみようかなと思う。ジャケットが、相変わらず美しいぜ。