無意識日記々

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あすから凪

この三連休で、何となく祭の雰囲気も落ち着いてきたかな。あとはMusic Plateの放送(まだ特集があるのか知らんが)と甘酔の最終回があるけれど、土曜日に@Mikihhiが甘酔の放送が最後だと勘違いしていたのは偶然ではなく、流れとしてここらへんが区切りだという感覚が先に立っていたのではないか。春が来たんだろうな、これは。

熊淡が終わるのも、この流れに沿った感じといいますか。4月5月6月はHikaruも結婚式の準備〜実施〜等々が主だった所になると思われるので、次のワンクールは一旦凪になるとみるのがいいのかもしれない。こちらも少しゆっくり出来るかな。

こちらからすれば、毎回の熊淡振り返りも消化不良だし、In The Flesh 2010 footage の感想もそんなに書き切れている感じがしないし、FL15DXに至ってはまだ内容の3割も触れていない。語る事はわんさとあるので、次にワンクール凪が来るのであれば結構都合がいい。

にしても、出てくる時は一気呵成なのが宇多田ヒカルのプロモーションだ。土曜日に渋谷に行ったら、まだSMプレイが続いていた。あんな世界的な一等地に宣伝を十日間だか掲げ続けるだなんて、一体宣伝費幾ら使ってるんやという気分が甚だしい。タワレコ渋谷にあるヒカルのCDが全部売れても一日分の広告費にも満たないだろう。それでも、こうやって、他国と比較しても高価なCDを売る為には、マスな手法を取る以外にない。そういうクラスのアーティスト/ミュージシャンなのだ。

この"足腰の弱さ"は、常に指摘してきた点ではある。その上、キャラクターとして、藤圭子と同じく"一世一代"な為、他の誰かとセットで売り出す、とかライバルとかコリーグスとか、そういうのもない。なので宇多田ヒカルファンには、ひたすら暇な日常と忙しくて仕方がない非日常の波を毎度味わわされてきている。

熊淡は、そんな中で、"ちょうどいい"ペースを提供してくれた希有なイベントだった。極端な話、ずっとこれ位でもよかった。でも、終わってしまった。また我々には、日常のペースを再構築する季節がやってきたのだ。朝の光が眩しい。