無意識日記々

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情報過多加担に肩入れした方たち

情報が多過ぎて何が何やら。自分が何についてコメントしたのかすら把握し切れないという局面。困ったな。

この、一気に全部出していく手法は得意技なんだろうか。確かに、固定ファン層だけをターゲットにしているのとは訳が違う。いうなればライバルは"その日1日の他のニュース"であって、それら以上に目立てなければならないのだ。そういうマス相手の商売だと、まぁ熱心なファンは割を食うかな。特に、出た情報は全部追わないと気が済まない、出したマテリアルは全部揃えないと気が済まない、というタイプは。

普通は流し読みなのだ。ヘッドラインを一瞥して、「なんか宇多田関連があるらしい」という程度に引っかかって貰えればOK。次に「あゆが宇多田曲を歌う」くらいまで頭に入れて貰えれば言う事なし。そういう規模でのプロモーションをしてきたアーティストなのだから。

例えば、宇多うた詳細とSCUSBが同時発表されて、宇多うたがUSBで出るのかと勘違いする人も居るかもしれない。4年前にUTADAのベストアルバムに対するヒカルのリアクションがシングル・コレクションへのものだと勘違いされたように。宇多うたに関しては、USBはおろかハイレゾ音源自体が存在しない。

これは私がmora.jpで読んだ情報だが、宇多うたの先行試聴会の一部(少なくとも11月30日日曜日の東京)ではシンコレハイレゾの試聴もあるらしい。流石にフルサイズではないだろうが(13曲プラス18曲なんてマラソン過ぎる)、両方聴けるだなんてEMIのページには書いてなかったような。いやまぁいいんだけど、こうやって情報を整理していかないと何が何だかわからなくなる。

全部把握してもらうより、兎に角圧倒して「なんか宇多田界隈が盛り上がってるぞ」と思ってもらう事が目的なのだろう。

自分としては、1日々々小出しにしていってくれる方が何かと捗る。前にも言ったように、参加者13組を1日1組ずつ紹介していくだけで二週間かかる。Creators Galleryも同様に、一覧をまずComing Soonで埋め尽くしてから、という手も使えたはずだ。こちらは一部実際にそうなっている。演出なのかまだ出来ていないのかどちらかは知らないが、特に「エヴァンゲリオン新劇場版チーム」がComing Soonなのはポイントが高い。

リエーターたちの共演自体は、斯様に華々しくて宜しい限りだが、お陰で今回の企画のシンボルやアイコンとなるデザインが何なのかがうやむやになってしまっているのはうただけない。てっきりカロリンさんの例の鳥頭絵がジャケットになるかと思いきや彼女の作品は沢山のアーティストたちの提供作品のうちの1つでしかなく、どうやらジャケットは音符を両掌で受け止めているあのアートワークになるらしい。一方でスポーツ紙サイトなどでは例のくまちゃん脱いだらくまもんだった画像が掲載されていたりで、何やらよくわからない。

私は御覧の通りBlogのデザインもアイコンも一切変えない方なのでちょっとズレているのかもしれないが、こういう新作をリリースする時は目印となるアイコンが1つに決まっているのが望ましいのではないか。例えば今回ならスクエニの野村さんの描いた一枚なんかはインパクトが強い。まぁそれではアルバムの多様な中身の正確な反映にはならないだろうから却下だろうが、それにしたってもうちょっとビジュアル面での統一性があった方がよかったのでないか。


……よし、ちゃんと愚痴言って難癖つけられてるぜ。今後もこの調子でやっていくぜ。