無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

ノット・フライング・ゲット・フライデイ

12月9日の水曜日に何か発売があるとなると告知は今月末になるのか、と考えると急にそわそわし始めてしまうので、「取り敢えず年内は何もない」つもりで待機していた方がいいかな、という気はしている。あんまり間違った方向に力を入れるのはよろしくない。

欧米では大型の新譜が全世界で金曜日発売に固定されるようになってきていて、日本でも洋楽の新譜が金曜日発売(フライングゲットなし)になる事が増えている。ではUtada Hikaruはどうなるのだろう。

This Is The Oneの日本盤CDは土曜日発売というよもやの変則ぶりだったが、これはフライングゲットだと金曜日になるので、ある意味現状と同じになる。それはいいとしても、日本以外でのリリースとの兼ね合いの中からUtada Hikaruの発売日は決まっていく筈だ。

一時期ほどではないとはいえ、日本盤のCDの値段は高い。是非とも日本先行発売をしたいところだ。現実的な落としどころは日本で特別に水曜日発売、他の国は金曜日で、というラインだが、今のご時世1日でも早く出てしまえば違法音源が世界中に出回ってしまう。結局は全世界同時発売をしようよ、となる可能性がある訳だ。なんともこれは、悩ましい。

日本だけで人気ならそんなに神経を尖らせる必要は無いのだが、アジア諸国での根強い人気に加え、iTunesStore総合チャート18位を記録した米国が在る以上、一定数のニーズは見込まれる訳で、場合によっては1日のズレが致命傷になる。ほんまかどうか知らんが。

だからといって今更コピー・プロテクトでもあるまい。これ、結構解決策が無い。結局世界同時発売という事になれば、手軽な輸入盤を購入する人が増えるだろう。

アジアでのリリースのように、英欧米盤でも「逆輸入禁止」措置がとれないものか。それなら、全世界同時発売でも影響は小さいだろう。

勿論、いち消費者としては少しでも手頃な値段で手に入れたい所なんだが、現状ではHikaruがいちばん稼いでくれる市場は日本なので、それに合わせたリリース計画を立てざるを得ない。全世界契約は実際のところどうなっているのか。どこかの時点で説明して貰えると有り難い。