Hikkiはアニメになってみる気はないのだろうか。
唐突に何を言っているんだ。
いやね、最近そういうのあるのかなぁ、と思って。実在の人物を二次元キャラクター化して動かす、みたいなの。何の具体例も思いつかないや。声は、本人があてたり声優さんが当てたり様々だ。
復帰後に「顔」をどうするのかは、興味のあるところだ。唯一の新曲(今月3周年だけどなっ)桜流しのリリース時にはイラストでしかも横顔であった。あのキャラクターがアニメで動き出す所を想像してみる。ふむ。
二等身デフォルメキャラもよいかもしれない。そうなったら、これもまたアニメ化されたくまちゃん(こちらは、どうやればベストかは兎も角、容易だろう)との会話が楽しめそうだ。声優はHikkiが一人二役で…なくてもいいか。
「メディア露出やアートワークをキャラクターに任せる」というのはグループでならわかりやすい。リーダーやキャプテンが居ようと居まいと、メンバーの顔を出すなら全員だ。となると構図に幅がない。こういう場合はマスコットキャラクターの登場である。スポーツ・チームなんかわかりやすいだろう。
Hikaruは1人だから、その必要はない。また、何より、自分の「顔」を押し出して有名になった人だ。今更その「芸風」を捨てるとも思えない。だから、敢えて考えてみている。
たった1人であっても活動をコンセプト化するにあたって何か名前をつける、というのはある。T.M.Revolutionなんぞは、正しい由来は知らんが、Takanori Makes Revolutionだと説明をきいた事がある。革命がコンセプト。それに従った活動なんだと。
Hikaruはそこらへん微妙だ。気にしているような、そうでもないような。宇多田ヒカルとかUtadaだとかUtada HikaruとかHikaru Utadaとか、微妙に違えている。ちょっとまぁ、わかりにくい。
KISSやX JAPANのメイクも「役割を演じる」為のものだ。SLIPKNOTやMan With A Missionの仮面や覆面も同じく。Hikaruが今更メイクもないだろうから、アニメのキャラクターを立ち上げてそれに任せる。で、それはどうすればいいか。
先程は本人に似せたキャラがいいかなと思ったが、いやもう全部くまちゃんでもいいかとも思う。グッズになりやすいし…って、くまのぬいぐるみって普遍的過ぎて「Kuma Changならでは」アピールって結構難しいよな。スーパークマンズがドラえもんズみたいに国別個性が出てきたりしたら別だけど。
あー、ETVの人形劇とかどうだ。ヒカルと7匹のクマンズたち、みたいな。ママになったからこれからより一層母子層にアピールしようか。あーそれなら見たいかも。みんなのうたの時といい、なんで俺こんなにETVなんだ。普段ちっとも観ていやしないくせにな。
どれも一長一短だが、“シンガーソングライター”でいくならやっぱり本人のペルソナで勝負かな。そう思うとどこか「宇多田ヒカル」っていう表記に引っ掛かるんだよなぁ。なんというか、カタカナなんだ、っていう。ハーフなら普通だろうにねぇ。あとHikkiっていうニックネームな。そこらへんから冒頭の唐突に繋がったのかもしれない。秋の夜の闇は深いぜ。