無意識日記々

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キャラクタリスキネス

8月。暑中もあと一週間。オフィシャルからは残暑見舞いと共に新情報、かな。今回はそれなりに余裕をもって(あクマでスケジュール的には、だがな)きたので、プロモーション準備は万端だろう。あとはリークに気をつけるだけだ。8年半ぶりという事で若いショップの店員が宇多田ヒカルの扱いを知らない、なんて事も有り得る。味方すら欺く程の情報管理術が求められよう。

逆にこちらは、それ故、ダラ〜ッと待っていればよい。何をするでもなし。資金と有給とシフトと授業のコマ割なんかを確認しておこう。いつどこでどんなイベントがあるやら。ただ、セフォラみたいなノリはヒカル自身が真っ先に「今更ぁ?」と言って拒否しているような気が。田村ゆかりを見習え!と見当ハズレな事を叫んでしまいそうだが、はてさて、パイセンを名乗りながらどこらへんにキャラが落ち着くのだろうか?

キャラを作る、という話ではない。99年の喧噪の中でも自然体を貫き通したヒカルである。今でも「そのまんま」だろう。見栄や嘘も含めて。そちらというより、「こちらの捉え方」の話である。どうしたって「ママさんシンガー・ソングライター」みたいな見られ方は避けられまい。バイリンガルにくわえて国際結婚、という風にもみられる。ハーフの男の子の母親である。

そういったステロタイプな見方に対しては、「情報を出さない」ことで対処出来るかもしれない。黙っていれば風化する。それだけである。それでなくても現代人は、黙っていても情報が手元に溢れてくる、そんな時代を生きている。発信してこない情報源をわざわざ追い掛けるような事はしない。

梶さんがどう捉えているか、だが、何よりも正攻法を好む人、真正面から正攻法で行ける最大級のアーティストのプロモーションなのだから「愚直」の二文字で押し通してきそうな感じ。「通常盤仕様1形態」はその先鞭だ。思い切る。清水の舞台から飛び降りる。その気概からして、例えば30代女性向け婦人雑誌などの路線よりも、ひたすら音楽雑誌で攻勢をかけてくるゃうに思われる。

勿論、タイアップ次第では何がどうなるかわからない。化粧品のコマーシャルとのコラボレーションなら全然違ったタイプのプロモーションも有り得る。例えば今話題?の胸元のキスマークを隠せる医療用の化粧品とか…ああ、そういえばインスタグラムへの突っ込みがまだだったな。次回はその話をゆっくりと致しましょうかね。