@utadahikaru : ・Walking down a long, straight path + cold wind battering hair and face + Frank Ocean's "Solo" blasting in earphones = perfect
「真っ直ぐ続く長い小径を歩く+冷たい風が髪を乱し顔を叩く+イヤフォンからフランク・オーシャンの"ソロ"が流れてくる=完璧。」
英語でツイートしたのは、場所がロンドンかニューヨークだからだろうか。はたまた、フランク・オーシャンが日本でまるで人気がない(別に悪い事ではない)からなかなか共感を得られないと思ったのか。英欧米では物凄いビッグなようですが。
フランクは一曲『Kuma Power Hour』でもかかっているし、昨年は『Fantome』の『忘却』に参加したKOHHくんのプロフィール毎にフランクの名前が出ていたから、どこかで聞き覚えがあるなと思った人も在ったろう。なりくんとの会話にも名前出てきてたっけか。いずれにせよヒカルのお気に入りのアーティストだ。
この"Solo"という曲は、昨年の彼の最新作の収録曲。オルガンの独奏をバックに切々と、ちょっと早口に歌うバラード気味の曲がイヤフォンから"blast(突然に(風が)吹き付けること)"するというのだから、シャッフルで曲を流していたか、或いはラジオかストリーミングサービスを聴いていたという事だろうか。
その曲が、今自分に向かって吹いてくる(たぶん結構きつい)風のように、突然耳に吹き付けてきた、なんかシンクロしてるなぁ、というのがこのポエム・ツイートの趣旨だろうかな。
"Solo"の静謐だが力強い曲調は、ヒカルの好きな曲でいえばブルース・スプリングスティーンの"ストリーツ・オブ・フィラデルフィア"なんかを彷彿とさせる。あの曲もフィラデルフィアの通りを孤独に歩く歌だったが、ヒカルにするとこういう曲調は"孤独な散歩"のバイブがあるのかもしれない。わからなくはない。
3月下旬。国によってはまだまだ寒い。風が吹いてくるとペシペシと顔を叩かれているようにも感じるだろう。その寒さに呼応しながらどこか暖かみのあるオルガンの音色がヒカルに『perfect(完璧)』の一言を言わせたのか。
もしかしたら歌詞にも意味があるかもしれない、と思って読んでみたが、何を言っているのか意味がわからない。フランクの事を知らない身からしたら取り留めがなさすぎて何の事やら。これは素直に降参です。
で。単純至極に連想すると、英語詞の歌を書いているかもしれませんねと期待しておきますか。ツイートの時間帯からして今どこに居るかも含めて、続報を待ちたいと思いますよっと。