無意識日記々

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林檎と誘致誘部

そうか、『Passion』の発売から今日で12年か。干支一回りした訳だ。

ヒカルが本格的にiTunes Storeでの配信販売を始めたのが2005年だった。それ以前から使えはしたが、『Be My Last』が年間2位になるなど目立った攻勢はそこらへんからだ。干支が一回りして今度はダウンロードからストリーミングへ。サブスクさんの登場である。

で。昨日の話には続きがあって。まずAppleがダウンロード終了を否定したと。こういうのは毎度判断に困るから難しい。わざとリークさせて皆の反応を伺い「…やっぱ、ナシかな。」と判断して徐に否定する、なんて事やってるかもわからないし。ま、最初の記事もただの推測だしこちらは経緯を見守るとして。

YouTubeが有料音楽配信を始めるらしい。こちらも2005年からだったっけ。干支一回りしていよいよ黒船感のある事業に乗り出してきた、のかな。

もともと、「ある日突然YouTubeが有料化されたら」という妄想は常につきまとっていた。皆の生活に浸透しきってから(妥当なお値段で)有料化されたらいちもにもなく加入するしかなくなるのではないか、と。勿論「無料だから」という理由のみで使っていた人は他の無料サービスに行くだろうが、YouTubeの規模…再生回数「億超え」がひとつの基準になるというワンピースの懸賞金みたいな桁の世界の話、ユーザーの1%でも残ってくれたらそれだけでも一大勢力となるわな。

サブスク参加を表明したばかりのヒカルもまたYouTube音楽配信に参画する事になるだろう。しかしどうせなら、有料サービスを利用して今置いてあるミュージック・ビデオの高画質化&高音質化を実現して欲しい。音源はどうせ買う、しかしUH5が出ないのであればせめて配信でハイクォリティーなビデオをを楽しませてはくれまいか。今のビデオ配信販売でも画質&音質ともに満足のいくものでもない(といってもそれは比較の話でしかないのだが)のでここで見られるようになったら大きなアドバンテージである。登録や支払の手間以上のメリットがあれば皆利用すると思うが如何か。