無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

プロデューサー兼マネージャー兼事務所社長

照實さん今お幾つだっけ。具体的な年齢云々は兎も角、アルバム制作のプロデュースをこなした後ツアーにも関わるとなるとえらいハードなんではないか。いやヒカルは全部関わってる上舞台上で全責任を背負って歌うんだからハードなんてもんじゃあないんだが、照實さんも孫を持って3年、すっかりお祖父ちゃんだ。それが即お爺ちゃんかどうかは、個人差があるだろうけど。

確かに、普通の同年代よりは体力あるだろうがヒカルとの年齢差は如何ともし難い。10年後20年後を見据え、頃合をみて後継者を育成して禅譲する腹積もりをキメて貰いたい、かもしれない。

が、余人を以て代え難い。それが宇多田照實という人だ。音楽面でのヒカルと並ぶコ・プロデューサーとして総ての作品に関わっており(Utadaでは三宅さんや沖田さんはノータッチだからね)、更に事務所の社長でアーティストのマネージャーも兼任している。ヒカル本人程ではないにしろ、一人二役も三役もこなしている超人なのだ。

よくそんなに色々な事が出来るなぁ、と思うが彼の奇天烈な来歴からするとさもありなん。色々な事をやってきたから色々出来る。至極単純な真理であった。

だから、彼が引退する日が来たとして、それを以てヒカルの活動が終了したとしても、論理的に反論出来ないのだ。実際、『宇多田ヒカル』とか『Utada』といった名義での活動は、ヒカルとザネッチのユニットという言い方も出来る訳で。勿論、U3やcubic UやCubic Uもだわな。つまり、照實さんが引退したら『宇多田ヒカル』は引退というより"解散"に近い形になるのではないかと。

今や国の象徴ですら生前退位を検討する時代。照實さんが今すぐではないにせよ引退を検討するのは、ヒカルがそんな事を考え始めるよりは少なくとも早い時期に、だろう。今まで照實さんが一人でやってきた仕事を2人とか3人体制とかでもいいから継承する為の仕組み作り。皆が元気で過ごしている今のうちに少しずつ考え出し始めたっていいのかもしれないよ。

まぁ、これからアルバムが発売になって全国ツアー(もしかしたらアジアツアーも)が始まるようなこんな時期だからこそ語れる話題だ。これが人間活動中で「もしかしたらヒカルもこのまま帰ってこないんじゃ?」論とセットで語っていたら私袋叩きにあってたかもね。縁起でもない事言うなって。

そんななので、照實さんも森重久弥並みに末長く活躍して下さいな(^∇^)