無意識日記々

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何回「楽しかった」って言うんだお前?(やれやれだぜ)

という感じで駆け足気味に(?)今回のTop Fan Picks 2021を振り返ってみた訳だが、いやぁ楽しんじゃったわ。ぶっちゃけ既出映像ばっかりで何度も観たことあるやつだらけだったんだけど、そうよ、ライブ・バージョンのシャッフルっての、普段全くと言っていいほどしてないのよね。DVDにしろ配信にしろトラックにランダムアクセスは出来てもランダム再生のできるアプリには出会ったことがなくてなぁ。そうか、こんな風に誰かに選曲して貰うとこんなに驚けたり喜んだり出来るのか。ちょっと、22曲プレイリスト企画に近い楽しさがあったかも。(あれの正式名称って『Hikaru Utada Playlist Library

- Celebrate 22 Years with 22 Songs』っていうのか…長いな…いかんな、クイズで出されたら俺答えられないぞ(笑))

そうよね、みんなの投票とスタッフの方々の決めた曲順によって実現した企画だったんだもんね。そりゃあ楽しいよなぁ。今更ながらにその意義を噛み締めているのでありました。事前にこの日記でもそこらへんもっと掘り下げておくべきだったな。YouTubeのバーチャルフェスへの参加ということで、もっとシングル曲中心の選曲になるかと思ってたのに蓋を開けてみるとカバー曲2曲にアルバム曲2曲(あたしん中では『道』はシングル曲扱い)。攻めたねぇ。まぁいちばん攻めたのはラストの『Passion/Sanctuary』だろうけど。痺れたわ。

無理矢理苦言を呈すなら、その『Passion/Sanctuary』のサウンドが弱かった事かな。これはマスターそのものの話なので今回誰かに落ち度があったとかそういう訳では決して無くって。『In The Flesh 2010』という貴重なライブハウスツアーのフッテージが画質音質ともに令和水準では物足りないのだという事実を改めて確認してしまった。今回のファンピクをみて『In The Flesh 2010』を買って観てみよう聴いてみようという人がいるかもわからないが、うむ、だとしたら、なんか、勿体無いよね。

過去のライブコンサート映像をリマスタリングかアップコンバートして現代仕様で再発を、という話はもう散々してきたからここでも遠慮無く繰り返すけど(笑)、宇多田ヒカルは人類史に名を遺すスケールの音楽家なので、出来るだけ後世の人々には高品質な状態で接して欲しいなぁと思わずにはいられない訳でして。こんな素敵なキッカケを作れるんだから、きっとスタッフの皆さんも何か考えてくれているとは思います。でもなー、やっぱ最低限、商売にならないとね。そこはどうしても譲れんよな。なので引き続きこの日記でも、リスナー目線、吝嗇家目線で(笑)、どうやったらライブ映像再発が現実味を帯びるか、日々考えていくことにしたいっすな。いやぁ、楽しかったぜ日曜の夜っ!