無意識日記々

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つやちゃんさんインタビュー完全版公開

そんな『Top Fan Picks 2021』開始直前にスタッフからインタビュー記事の紹介が。あれ?つやちゃんさんとのインタビュー記事はもう読んだけど?と一瞬思ったがそこには「完全版」の文字が! カットされてた部分をフィーチャーして改めて公開ってことねぇ。もうホクホクですわ。

つやちゃんさんが

「大変ありがたいことに、先月の宇多田ヒカルさんインタビューの(ほぼ)ノーカット完全版を公開できることになりました。たくさん語っていただいたものを泣く泣く圧縮しまくったので実際は3倍くらいあって、前編後編に分けてのリリースです

(※後編は7/21公開予定とのこと)」

https://mobile.twitter.com/shadow0918/status/1416730323409281025

とツイートしてはる通り、いやもう倍増どころの話ではないボリュームで。新しい記事として読み直した方がいいやつだった。

そんな中で私が気になったのは『PINK BLOOD』の制作時期についてだ。ヒカルはこんな風に語ってくれている。

『この曲、実は最近出したものの中で一番古いんですよ。』

https://t.co/23UAt8rEI2

そうだったのぉぉっ!? でもこれでパートによって声質が違った理由にも合点がいった。随分後から付け足したって訳ね。

となると、これまでしてきた解釈を修正する必要がある。シンエヴァにせよ「不滅のあなたへ」にせよ、感染症禍で世に出るのが半年とか遅れたとはいえ、順序が違われた訳ではなかったから素直にそのままの制作順と受け取っていたのだが。

つまり、寧ろここ最近の楽曲は『PINK BLOOD』を起点にして考え直した方が見通しがいいかもしれない訳か。次のアルバムに収録される曲のテーマが徐々に決まっていったイメージから、最初に大きな方向性が出されたイメージに変える必要が出てきたぞ。

確かに、例えば『PINK BLOOD』の歌詞は『Face My Fears』と対を成している。生きていく上での覚悟を『You』に問い掛けるのが『Face My Fears』で、『自分』に問い掛けるのが『PINK BLOOD』、という風に。『Face My Fears』完成時点で『PINK BLOOD』の大体が出来ていたとするとそこを最初から意識して制作を始めたのかも…とか、こういう読み替え作業が暫く続きそう。

ともあれ、このあと何時頃になるかはわからないがこの完全版インタビューの後編がまもなく公開される予定という事なので、それもまた読んだ上でヒカルの発言の数々を見ていってみようかな。ふむー、楽しみじゃわさ。