無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

Trick or Retreat ?


渋谷でのハロウィンが今年は“禁止”されるそうな。実際に観たことがないからわからないが、行政を味方につけるプロセスがなかったってことなんだろうかな。ただの集まって馬鹿騒ぎだったのか? 商売あがったりの人も多かろう。


平成前半まではハロウィンなんてまるで注目されるイベントではなかったのだけれど、この十数年でぐっと乗っかるメディアなり何なりが増えたわね。恵方巻きみたいなもんかと遠巻きに見てたけど、それでヒカルのコスプレが観れるのならこちらとしては大歓迎で。昨年はそうやって待望されてたんだけど音沙汰無し。これまた通常営業。


過去に目を向ければ2010年の時点で結構凝ったコスプレを披露している。日曜日は魔女の休日ってコンセプトもどこか優しくてよかった。あの頃はまだ渋谷もそこまでお祭り騒ぎにはなっていなかったかな。西洋文化側からの輸入な雰囲気がまだ残っていたかと。


これで今年を境に日本でのハロウィンが下火になったりする? でも、上記の通りヒカルがコスプレした14年前やそれ以前は日本でのハロウィンはそれほどでもなかったから、日本の状況とは無関係に気ままにコスプレに挑戦してくれるものと期待したい。


キーとなるのは、そう、もちろん御子息ダヌパ大先生である。2年前のイーブイコスではその着眼点の鋭さで一挙にその筋の界隈からの尊敬を集めた。ママをそんな目で見ていたのか!というのを真正面から受け止められない層が一定数在る事には重々配慮申し上げたいところだが、如何に普段から接している母親であろうと可愛いものは可愛いし、美しいものは美しい。その感性に抗う事は難しい。


ここから少しずつ思春期を迎えて抵抗感が出てくるのか更にリミッターが外れるのかは未知数だが、いちばん傍に居て「いちばん無茶な要求をいちばん遠慮なくできる」存在であることは疑いが無い。その点に関してはYoshirotten氏でも敵うまい。ダヌパ先生の独擅場と言っていい。


彼の声変わり前の歌声が今後貴重になっていくのと同様、その年その歳のヒカルのコスプレ姿もまた同じく貴重であろう。いつまでも若々しいママをずっと見てきていると彼もそれが永遠に続くのではと錯覚しているおそれも強いが、ヒカル本人の恥じらい曲線はまた別の意図を描く。着て貰えるうちに着て貰う事が何より大切だ。


さっきみたらInstagramイーブイコス投稿は16万いいねを記録していた。昨年はこの反響の大きさに怖気付いたのか、はたまた"ダヌパ先生の要求が暴走し過ぎてSNSで公開できないレベルにまで達してしまっていた”のか(ココ連続傍点気分)、真実はわからないけれど、なんだかんだで今年も期待してしまうのでしたとさ。


しかし、獅子身中の虫或いはトロイの木馬でもないけれど、こんなに身近に強敵が居るとは誰が予想できていたのやら。イーブイコスで一気に同志感が出てしまったな。「あんたも宇多田ヒカル大好きなんだなっ!」って目を輝かせて会ってみたい人になっちゃったよ。前までは「彼のプライバシーは最大限尊重されるべきだ」とかしかつめらしい顔して言ってたんだけどね私も。今後の彼の成長がますます楽しみなのでしたとさ。