無意識日記々

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ネタバレフルスロットルで

『甘い』のヒトコトで歌が始まる事に決意を感じる。真っ直ぐな思いを痒い所に手が届く素直めなメロディと明快でありながらちゃんと血の通った言葉で伝える姿は宇多田ヒカルそのものだが、様々な過去曲の匂いが散見される集大成の色合い強い仕上がりは、故意というより大きな流れの中での必然(自然を齎した偶然)なんだろうか、そう思うと本当に1ッの時代が終わるんだと感慨深くなる。エンディングの工夫次第では横アリのアンコールにこの曲を持ってきてもよさそうだが、ソコ迄ホンキな事をされると我々の涙腺が耐え切れないかもしれない。覚悟を決めて当選した方がよさそうだ。