無意識日記々

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熊淡第弐陣無事放送完了

やれやれ。やきもきしていたのが嘘のように、しっかりと番組が放送された。しかも、まさかの(でもないか)番組放送中の御本人タイムライン登場。本人も言っているように何とも不思議な感じで、DVDの音声コメンタリーならぬラジオの文字コメンタリーと化していた。どうせなら毎月やって欲しい。

特に際立っていたのは、自ら先回りして鼻歌を歌う事をバラしていた事だ。これは実に助かった。もし事前予告なしだったら、Hikaruが歌っているとは気付かなかった、或いは、何が起こっているのかわからなかった事だろう。早速文字コメンタリーの特質を活かしてきた点は、相変わらず勘がいいというか何というか。

Goodbye HappinessでSynergy Chorusに実演をみせていた時にも思ったが、Hikaruがふらっと突然歌い出した時の空気の変わりようったらない。大黒摩季のPromise "I Do"にゲストで招かれた時も、MikaのLIVEに飛び入りして"Let It Snow"を歌い出した時もそうだった。一瞬で世界が入れ替わる。魔法のような声である。

地声は、本人も気にしていたように決して美声ではなく、濁声とまではいかないまでも結構ハスキーな方だろう。が、歌い出した時の発声の美しさたるや。美。シンプルで無駄のない声、というだけなら別に少年少女合唱団でも出来るだろうが、ああやって揺らぎを微調整しながら歌うというのは実にプロっぽい。思わぬ、嬉しいサプライズとなった。


こうなったらおだてよう。鼻歌ですらこんなに好評なのだから、一度スタジオLIVEをやってみませんかと。Be My Lastネットストリーミングの時も独りで弾き語っていたんだから今の収録方法でだって可能だろう。いや、そりゃ制作行程は更に大変な事になりますがね…。「中身は兎も角まずは取り敢えず納品」が合い言葉になりかねない今の状況下ではあんまり欲張り過ぎる訳にはいくまい。とまれ、今回は無事にオンエアが終わった。本当によかった。何より、光が楽しそうだった。それが確認できたのが、いちばん嬉しかったですよ。