先日、日刊サイゾーだったかな、「宇多田、ロンドンで泥酔姿を目撃される」みたいな記事が上がっていた。本来ならこういうのにいちいち反応していたら時間の無駄、と思うところなんだが、まず、このタイミングでヒカルの話題を出す理由がない。こういうネタは他に書く事がない時の為にとっておくものかもしれず、今回のもそれかなぁとも考えたものの、だからってこういう記事をまるまるでっち上げるというのも不自然だ。幾らかの誇張や妄想や行き過ぎもあるだろうとはいえ、ほんのちょっぴりは本当の事が紛れ込んでいるんじゃないかと…
…だなんて風に私が言ってるのは、何の事はない、今の私がヒカルに持っている"イメージ"からすれば、「あぁ、なんかそういう感じだよなぁ」と合点がいってしまったから、という極々主観的な印象によるものなのだ。確かに、今そういう状態だとすれば色々辻褄が合うなぁ、と。
彼女の酒好きや酒豪ぶりは今更言うまでもない。というか相当強い筈だ。席を共にした人たちの数少ない証言をもとにすれば、人から泥酔とわかる程飲んだとしたら相当である。こんな風になるまで飲むのは、プライベートが不安定で、且つ仕事のプレッシャーに晒されている、というような複合的な原因が考えられる―と、私の主観的な印象が主張している。つまり、記事の幾らかは真実なんだと。
昨年12月の記事もそうだったのだが、こういう、意図や狙いのわからない記事は信憑性が高まる。ゴシップとはキャンペーンなので、「叩こう」「持ち上げよう」「読者の反応を見よう」という"方針"だけはハッキリしている。寧ろ、そう、ハッキリしているが故に現実に対する記述の方を混乱させるのだ。
今回の記事にはそういった"方針"が感じられない。本当に、そういう噂話が入ってきたから記事にしました、という空気が漂ってくる。というかそう私が読み取った。
何なんだろうね、これは。これでは、前回と大体同じな展開である。そういうものなのだな、と割り切れているならいいが、多分、人間そこまで強くもないし鈍感でもない。そういう生き方なんだから、と言い切れているかどうか。向こうからしたら余計なお世話だろうし、実際プライベートでどんな人間なのか全く知らないのだからもうどうにもならないのだけれど、単純に、あたしゃややあきれている。ゆっくり待っとくよ。話したくないなら話さなくていいんだし。そんなもんだわさ。