梶さんは東京試聴会の折は登壇せず、トークショーには参加していなかった（たまにヘルプはしてたけど）ので、開演中の実況ツイートが可能だったみたい。他の会場では自分が喋ってるから実況ツイートは無理なんね。しかし短期間で全国まわるのは大変だろうなぁ。お疲れさまですm(_ _)m
今のところネタバレらしいネタバレは見掛けていないので、このまま今夜0時を迎えられればOKかな。宇多田ファンは良識的で、そういうWebリテラシーに明るいのだ、という事にしておこう。チームもそれを期待しているんだろうし。
こちらとしても、あとは各収録楽曲に対するコメントの準備というモードに入りつつある。後は内容だけなのだ。普通に考えれば、明日からラジオ放送も解禁になるように思うが、果てさて、どれくらいのオンエアがあることやら。タイミング的に、スタッフの皆さんは可能ならば試聴会の方に時間を割いてる感じなので、ラジオ局プロモーションはそんなに力が入っていない印象だ。
しかし、実はカバーというのは侮れるものではない。オリジナルより有名なカバーというのは沢山ある。ホイットニーの"I Will Always Love You"は有名だろう。あの曲一発で映画ボディガードのサントラは歴代売上トップ10に名を連ねるまでになった。ロックンロールのスタンダード"ジョニーBグッド"もチャック・ベリーのオリジナルより"バック・トゥ・ザ・フューチャー"でマーティが弾いたバージョンの方が有名だ。カバーがキッカケで過去の名曲に光が当たるというのは、しかも、オリジナルより遥かに高い注目を浴びるのは、有り得ない事ではない。
勿論、今の日本で、しかも宇多田ヒカルの楽曲でそういう事が起きるとは考えづらい。よっぽど地味な曲、目立たない曲、シングルになっていない曲が秀逸なカバーをされていないと、火が点くなんてのは無理だろうし。寧ろそれならFirst Loveのカバーがヒットする方が、今の日本ではあり得そうだ。
この国の市場はあんまりにも中央一極集中な為、各地域から全国的なヒットに火が点くなんてのはなかなかない。いやアメリカだってそうそうあるこっちゃないけれどな。だから、例えばこうやって全国各地で試聴会を繰り返していてもそれはプロモーションというより購入者へのサービスという面が大きい。そういう意味では、無料でこういうイベントをやってくれるのは実に有り難い。
ただ、あれだけ店頭購入をすすめといて、レコードショップとの連携があまりみられなかったのはちと不思議。店員さんが応募ハガキの存在を知らなかった事例が幾つかみられたのも残念な事だ。それも、これからの一週間で変わるとよいのだけれど。まずは音の出来映えを聴いてからだな。あ〜楽しみである。
