ヒカルは5月は元気が無い事が多い気がするんだが、厄年ならぬ厄月みたいなもんはないのかな。意味が違ってくるけれど。
そうこう言っている間に5月も終わるんだが。表立っての仕事はしていなくても5月は何となく調子がよくない、というのはあるかもしれない。過去に3度仕事に穴を開けた事があるというのだから。
レコード業界のサイクルに合わせてしまっているのかもしれない、とは思う。だが、アルバムが3月発売の時と6月発売の時の両方、となるとこれはどうなるんだか。
今のところ音楽業界のメイン発売日は水曜日だが、米国ではこれを金曜日にしようという動きがあるらしい。日本が追随するかどうかは私もまだ知らないが、日本でも例えばレンタルDVDは週末に合わせて金曜日発売、みたいな事も既にやっていたりいなかったりするので、移行にそんなに抵抗はないかもしれない。
違和感が出てくるのはオリコンの集計だろうか。秋元康劇場に興味を持っている人はもうあんまり居ないかもしれないが、取り敢えず日本のチャートを基にした番組なんかは曜日を2つ後ろにズラす事になるか。消費者より業界側に負担の大きい変革になるような気がする。
昔はCDを買うという行為が今よりずっと一般的だった為、皆曜日にはより敏感だった。火曜日の夜は新譜と新曲を買いにCDショップに行くものだった。今はもう曜日云々すら話題にならないだろう。今振り返ればそれも90年代からの十数年の話で、いっときの熱狂に過ぎなかったのかなとは思うが。
特定のジャンルを追い掛けている人にとっては結構影響あるわな。火曜夜が木曜夜にシフトする訳だ。まぁ週末まで塩漬けになってるケースもあったからそれはそれであんまり変わらない、なんて風にもいえるんだけど。
Hikaruは今、曜日の感覚はあるのだろうか。どんな生活を送っているのかな。日本に居た頃はミュージシャン稼業であまり曜日の感覚がなかったらしいが、今もし"Monday To Friday"な生活を送っているとしたら、高校生活以来久々だろうかな。あたしゃ小さい頃テレビっ子だったので曜日の感覚=テレビ欄、だったのだが、Hikaruも小さい頃はそんなだったのだろうか。季節が一周する"年"という概念に較べて全く人工的な"週"に振り回されてるのは些か滑稽な気がするが、それに従って数十億人が一斉に動いているというのだから、全くもって罪深い話である。