無意識日記々

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予想はもう止そうなんて言わない

これだけ沢山(月40本)書いているのにいざヒカルの活動が始まった時に全く想定していなかった事態にしばしば突入するのは、本当に、えぇっと、これは「勘弁して欲しい」じゃないな、「楽しい」、だ。

宇多田ヒカルのうた」アルバムについて沖田さんに「僕も毎日いろんな企画盤のアイデアを考えていたのに、“複数のアーティストが宇多田ヒカルの歌をカバーして一枚のアルバムを作る”というアイデアは一度も考えた事がなかった。全くの想定外でした。」と伝えると、「そうですか、そうですか。それは、よかった。」と満面の笑みで答えて下さった。本当に嬉しそうだったなぁ。こちらとしては"見事に出し抜かれた"訳だが、勿論僅かに悔しくはあるが、やはり自分の想像の埒外から何かが飛び込んでくるのが現実世界の醍醐味であって、更にそれが歓迎する以外ない発想であるならばそれは「楽しい」と形容するしかない。ある意味、その為に様々な予想を立て妄想を広げているといっていい。予想や妄想が的外れであればあるほど、現実は楽しい。

一方、予想が当たったら当たったでそれは嬉しい。お年玉付き年賀はがきが当選したようなものだ。普通に嬉しい。同時にこちらの期待(用語として確かに難しいが、私の中で予想と期待は別扱いになっている。前者は現実への正確な認識を求めるだけものでそれ以上の他意はないが、後者は願いや祈りが込められている。)に応えてくれる事もある訳で、そうなると宝くじに当たったような気分だろう。まぁそんな感じ。

なので。「過去の業績を振り返るモード」は、こういうアーティスト活動休止期間より、ヒカルが元気に活動していて予定が決まっている時の方がやりやすいのかもしれない。逆説的だが。まぁ、もうひとつの本音としては、話題としてキーだコードだというような用語が出てくる内容はあんまり読者受け(自分自身含め)がよくないかな、というのもある。自分で読み返して「読みにくいなこれ」と思ってしまうようなものは書きたくない。結構書いちゃってるけどね。結果論。週末に10本纏めて読んで疲れないくらいね薄味でちょうどいい。

なので、ヒカルのアルバムが出ると決まったからには今後の予想をするのをメインにしたい。いや、そうなるようになるたけ仕向ける。

で今日は「どんなテレビ番組に出るだろう」という話題にしようかと思ったのだがそういや今自分、地上波でどんな音楽番組やってるか知らないぞ。Music Stationやってるよな。これは出るだろう。是非クリリンのコスプレをしてタモリ亀仙人に仕立て上げて欲しい。

あとは…わからん。また調べとこ。ただ、復帰合わせてNHKが動いている可能性は僅かながら否定できない。2010年にあれだけ密着(?)取材をしていたのだから、どこかしらの時点からスタジオ・レコーディング現場に潜入とか、やってるかもしれない。2011年1月に「今の私」を視聴した所で、我々にとっての「人間活動期間」が始まったと言っていい。であるならば、例えばNHKが「今の私2016」を新曲かニューアルバムの発売日に合わせて放送してくれれば、我々も「いよいよだな」という気分になる。悪くはない。

ただ、一昨年や去年の事でヒカルがメディアへの不信感を持ってしまっていてそれがまだ長引いているならば、無理に出演しちゃあならない。駄目である。力石徹が死んだ後の矢吹丈みたいなものだ。理由は何であれ、テンプル(こめかみ)にパンチを打ち込んじゃあならないのだ。心しておいて欲しい。

ヒカルが大丈夫なら大丈夫だ。NHKも受信料をとっておきながら無茶な事は、しないだろう。両者の仲が良好であろう事を期待したい。