無意識日記々

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発売曜日

今日はEXODUSの全米発売11周年記念日か。それと同時に、ザ・ビートルズのレコード・デビュー記念日でもある。“ラブ・ミー・ドゥ”のシングル盤英国リリースだ。EXODUSはアルバムだし、そこはあんまり被ったり感じはないわな。

記念日というのは別にいつ何日でも構わない。が、周期的に順番にひとつひとつ祝う為にはひとつひとつに某かの理由をつけるべきだ。本来10進法には何の必然性もないが、0が居並ぶ様子をみてキリ番と有り難がる風潮がなければ、我々はまともに数も数えられない。

「何周年」というのの日付はピッタリ合わせないと意味がない、とは言わないが、お祝いを設える側は相当こだわる。ITF2010もFL15も、本来なら水曜日発売であるところを強引にズラして月曜日に(半ば無理矢理)発売した。月曜日発売にすると店頭陳列日が前の週の金曜日、即ち3日前になってしまいかねないのでトラブルの元だというのに。

しかし、今年度の曜日ならどうだ。2016年3月10日はてょうど閏年の為水曜日を飛ばして木曜日だが、2015年12月9日ならバッチリ水曜日である。つまり、今年迎えるデビュー17周年記念日は何かのリリースを行うには何かと都合がよろしい。

とはいえ、もうこのタイミングになったらそれはもう新曲リリースしかない。17年という中途半端な素数で記念日というのも気が引けるが、そこは日付の方が圧倒的に重視される。デビュー記念日に宇多田ヒカルがシーンに復帰。それだけでもニュースの見出しとして十分だ。実際にやってくるかもしれん。

そしてこれで18年連続オフィシャルリリースが決まる。もし「アルバムは無期限だが毎年何かひとつ以上はリリースすること」みたいな条項が今の契約に盛り込まれていたとしたら更に可能性が高まる。いや、それなら意地でも何かリリースしないと。

結局昨日の全国5都市8ヶ所で中継された20周年記念EVA第壱話ニコニコ生放送でも、何の新しい告知も得られなかった。広告枠取得時点ではもしかしたら今日までに特報映像を仕上げる算段だったのかもしれないが、だとしても結局間に合わなかったのであり、制作は順番に遅れているとみるべきか。なので、ヒカルはEVAの都合を余り考えず(脇において)自身の制作を継続する事になるか。いずれにせよ、今年の12月9日水曜日は要注目かもしれないのである。