無意識日記々

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チョット作品論は一旦置いてプロモの話

iTunes Store USで6位やてか…なんじゃそら。国や言語を超えて、プロモーションほぼゼロの地域でここまでの成績を残す事自体驚異的じゃないか。米国の人たちも「これ誰?」って今頃驚いてる事だろう。西海岸ならまだ夕飯時だ。勿論、アジア諸国では第1位を連発している。日本では初日のデイリーオリコンチャートで87088枚と、これまたなかなかの数字だ。もっと少ないかと思ってたよ。

初週300万枚とか言ってた時期とは隔世の感がある。その頃を知ってか知らずか、レコードショップの押し出し具合はもう常軌を逸していた。どの店舗でも『Fantome』がお出迎え。渋谷TSUTAYAなんか一階のフロア中に『Fantome』のポスター両面版が吊されていた。どれだけ賭けられてるんだか。

採算分岐点高そうだなー、なんて野暮な事は言うまい。『Fantome』で久々にCDを買う人も珍しくなさそうだ。この"祭り"に参加するテンションが、どこまで持続するか。

しかし、もう買ってしまった身には、案外この後に続くものがなかったりする。明日と来週アタマの地上波テレビ出演を見て、更に次の週にラジオを聴いたら〆か。ローカルだが、渋谷のコラボカフェも6日までという話。

どうにも、これが勿体無いというか。幾ら日本のCDが初動型だからといって、アルバムを買って貰ったらはいおしまい、というのは呆気ないなと。

CDの売れなくなった時代、そこから先が重要なように思う。CD最盛期の90年代は、あるアーティストの発売日を過ぎたら別のアーティストが次週に控えていて、という風に次々目移りする位に次へ次へと買うべきアイテムが襲ってきていたが、さて、この2日間で『Fantome』のCDを買ったうちの何%が次週も他のCDを買うのか。甚だ心許ない。

ここまでの二週間は情報の洪水だった。このあと台風一過でまた静けさが来るのだろうか。先の事を考えていても仕方がない。まずは、差し当たって明日夜のテレビ出演を楽しみに待つとしますかね。あ、SSTVの特集番組は今夜だっけ。そういうのもある。一々、丁寧に確認しないとね。