無意識日記々

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たまには時事ネタも取り上げますよ

大谷くん凄いねぇ。彼が打って勝つとともに彼が打たれたら負ける。「打たれた倍打ち返す」って1人で言えるのは二刀流の彼だけ。短期決戦じゃ実質ベンチ入りが1人多いようなもんだからな。栗山監督の緻密な采配があってこそですが。

元女優の方が大麻所持で逮捕されたそうな。前々から医療用大麻の解禁を訴え選挙にまで出馬した人。これは、久々にみた、いや、日本では滅多に見られない誤用でない方の「確信犯」ではないか。信念に基づいた上での犯行。こういう、社会秩序を盾にした「一次的な被害者の存在しない犯罪」については、逮捕云々というのは当事者同士の駆け引きに任せるしかないのだが、マスメディアの方がまだ罪も確定していないうちから犯罪者扱いで報道するものだから始末が悪い。後日無罪が確定してもより小さくしか報道しないし。やれやれだな。まぁもっとしゃあないのは、普段は「法律に不備がある」論を振りかざしておいて場合によっては「これは法律だから」で押し通そうとする人。言ってもきかないので何も言わないでおきましょうね。

「確信犯」を英和辞書で引いてみると"prisoner of conscience"とある。「良心の虜」といったところだろうか。良心に囚われ過ぎていて犯罪も厭わない、とか何とか、そんな感じか。では"prisoner of love"、「愛の虜」に潜むニュアンスとは何なのだろうか。愛が深すぎるが故にそれに囚われてしまい、みたいなストーリーを夢想する。今はなき昼ドラ枠のような。

ヒカルの『Prisoner Of Love』も、「愛の虜」だろうからそんな昼ドラ的なドロドロの、いや激情の恋愛、異性間であっても同性間であっても、そういうのを想像するのだが歌詞にはキッパリはっきりと『あなただけを友とよぶ』とある。激情の相手をひっつかまえて、自ら選んで、そう呼んでいるのだ。あれから8年。時代が変わったのかヒカルが変わったのか今は『ともだちにはなれない』と『ともだち』では歌う。この、一種LGBTを扱っていると言い切っていい2曲の間の歌詞の共通点と相違点をつまびらかにしていくのもまた今後のテーマのひとつである。乞うご期待。いやでも、並行して色々書いてって大丈夫なのかな。