無意識日記々

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Welcome to ようこそ SONY/EPIC

一方迎え入れるSONY/EPICは"三顧の礼"といった趣か。いきものがかりの放牧を補って余りある超強力コンテンツ。私なら間違いなく原盤権を渡してでも契約すると思うが、実際のところはどうだったか。

そしていちばん見えないのは海外展開の手法である。偶然なのかそれが狙いだったのか、未だに判断は保留としておくが、LAリードは実質世界のEPICの総責任者、いや総指揮者かな、兎に角トップでヘッドである。彼に未だに気に入られてるとすれば心強い。

BABYMETALの例をみるまでもなく、日本人アーティストが海外に挑む場合は、現地のブランチやエージェントのアドバイスに従ってプロモーションを展開していく。つまり、日本でどこのレコード会社に所属してるなんて関係ない。BABYMETALなんてVAPが配給してるんだぞ。そういう意味ではレーベルメイトは「てさぐれ!部活もの」だったりする………それはそれで妙にウマが合うような気がしなくもないが。

だから、Utadaは日本と世界でレコード会社が異なると話題になったが、プロモーションを切り離して考えるならそれはそれで自然な事だったのだ。単純に、梶さんにアメリカで人脈がある訳でもないだろうから、現地をよく知る人のアドバイスを聴こう、という感じになる訳である。それはそれで"棲み分け"が出来ている。

寧ろ、世界と日本でレコード会社が同じな方が色々と厄介かもしれない。というのも、レコード会社の主従関係でいえば、やっぱり日本は受け身だからだ。本社主導のアーティストなら、日本でのプロモーションは日本では決められまい。

ヒカルがどの立場になるのかは興味深い。いつまでも日本主体で行くのか、本社主導になるのか。元々この問題はEMIと世界契約を結んだ時に持ち上がったものだった、のだがご覧の通りの有り様なのでその興味はそのままSONY/EPICへと引き継がれる。楽曲やアルバムにおける英語と日本語のバランス問題も継承である。果たしてどうなりますやら。


…こうやって、何度も書いてきた問題点を蒸し返して洗い直すのが移籍ってものかもしれない、と一人で納得しようとしている。問題点は斯様に次々と連なるが、何の情報もない状況ではそこから話が先に進まない。ちょっともどかしい。

その頃オフィシャルではしれっとニュースが更新されていた。CS放送のオンエア情報だ。いやそれ自体は嬉しいし有り難いが何なんだよ一体(笑)。まさに「しれっと」だよw 素知らぬ顔でオフィシャルサイトはいつもと変わりませんと。ふぅむ。いやそりゃそうなんだろうけどさぁ。

という感じでひたすら遣る瀬無いのでもうこの話題は引っ込めるか。何か新情報が入ったらまたその時に。